この若村麻由美さんの写真からは、あの鬼のような母親は想像出来ない。
朝のドラマ『純と愛』。最初は、こんなんあり得ない~と思い、熱心な視聴者ではなかったが、
知らず知らずのうちに、はまってしまった。
主人公・純の夫・愛(いとし)の母、待田多恵子は、敏腕弁護士。とにかく怒る人である。
この人に、妥協や迎合という文字はない。人の愛し方がわからない人なのだ。
若村さん曰く「これまでで最も怒っている役」とのことだが、脚本家からは、怒り方が足りないと言われ、
さらに怒りに磨きがかかったそうだ。
若村さんには、かつて、大正時代の童謡詩人・金子みすゞの全作品512編の朗読という、
とてつもないことをお願いしたことがある。小生が台本を書いた、みすゞのモノローグで綴る一人芝居も
お願いしたことがある。
第二回丹波ときめきカルチャーのゲストは、女優・若村麻由美さん。ドラマ収録の忙しい合間を縫って、
丹波まで駆けつけてくださる。2月16日(土)10:00~ ライフピア市島。
無名塾時代から今日に至るまで、演じる楽しみを様々なエピソードを交えて紹介、村上との朗読コラボも計画中。