村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

宝塚ことば磨き塾。

 

「型をつくる」

●20歳から茶道をしている。

 型の意味がわかり、難しさを乗り越えた先に面白さがある。

●和服は折り目が大切。

 きちんとした型があるから、合わせられる。

●型は安心に繋がる。

●基本に囚われすぎたら、基本が邪魔する。

●司馬遼太郎「絵画は模倣の芸術」。

●仕事着とカジュアル着を分けてめりはり。

●型通りに書道苦手だったが、

 型に慣れたからか好きになってきら。

●型通りにしない 型に囚われない。

●「夫婦」こそ型の典型。

●型を変えるには、楽しみながら工夫が必要。

●どんなことにも型がある。素直にありのまま受け入れる。

●「〇〇道」と名のつくものに型があるが、野球や卓球も素振りを何回もして型を身につけていく。練習がダイジ。

 

宝塚ことば磨き塾に参加してくれていた小谷葉子さんが、

家庭の都合で広島へ引っ越すことになった。

御礼の気持ちを込めて、お点前の「型」を披露してくれた。

 

 

大阪ことば磨き塾。

 

「感じる」について。

●祖母が亡くなった時、以前感じていた「虫の知らせ」がなかった。仕事に追われ感覚が鈍ってきたのか…。

●違和感を覚える感覚。

●人一倍、感受性が強い、いま風に言うならHSP?

●鈍感力は強いのだが…。

●心の静けさがあると、相手の望むことが感じられるかも。

●知る⇒感じる⇒考える⇒書き出す⇒行動する。

書き出すは「掻き出す」に通じる。

●直観力、ひらめき、第一感。

●和歌や俳句は、感性を育む。

●ぼーっとするのダイジ。

 

「頼る」について。

●脇を甘くしておく方が頼られやすい。

●相手を立てる。

●頼り上手は、頼られ上手。

●自分がやらないと…甘え下手。

●頼る相手を間違えたことも。

●自分が出来ることだけやり、出来ないことは頼る。

 

丹波ことば磨き塾の楽しみの一つ、柳田さんちのお弁当。

このたびは、春爛漫だった。

さくらごはん、菜の花の辛し和え、甘草の酢味噌合え、

ふきのとうの天ぷら…

あばあさんから教わった味が受け継がれている。

 

「唱える」について。

●寝る前に「有難う」を唱える。

●書いて、唱えて、覚える。

●毎日、般若心経を唱えている。

●夫が「おはよう」と言えば、妻は「きょうもよろしく」。

●人が唱えているのを聞くのも大事。

●朝、鏡を見て、「きょうもいい日になるよねー」

●朝、「きょうも無事過ごせますように」「世界が平和になりますように」

●不幸にまみれていた時代があったので、

 言魂を大事にしている。

 

「うつろう」について。

●すべてはうつろっていくもの。ゆえに可能な限り自分のやりたいことをぶちまける。そして次世代に「場をあける」。そして「かけらも残さず」死にたい。

●花や鳥が季節のうつろいを教えてくれる。

●四季のうつろいを五感で感じる。感動しない日はない。

うつろいが人生を豊かにしてくれる。

●一雨ごとに芽吹く姿に教えられる

●一瞬で雲の形も変わる。うつろうからこそ今が大切。

●体調を崩したとき、散歩していたら、季節のうつろいを感じて元気になれた。過去にとらわれたり未来に不安を抱いていたが、今この時が大事だと気づいた。48歳で生まれ変わった気分。

「今」しかない!

 

「凝る」について。

●凝っている人は面白い。

●凝っても成し遂げられない。人生は永遠の未完成。

●イチゴを見るとケーキを作りたくなる。凝り性。

●母親が子育てに凝り過ぎない方がいい。

●今していることに凝る

●一定レベルに達する「一万時間の法則」。

 脳をだますのに凝っている。

 23歳になりきり7キロダイエット。

 

この日、初参加の伊藤由起さんの感想。

「非常に楽しかったです。

 唱える。うつろう。凝る。
ちょうど自分にタイムリーなように思えて。
皆さんのお話も共感することが非常に多かったです。
村上さんが

皆さんがお話をしやすくするように自然に回していく技術も

圧巻だと思いました。

あんなにキレイにみんな気分よく話せる空気づくり。
とてもマネ出来るものではありませんが、

参加していて楽しかったです」。