村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

対話の達人2人が対話して、対話の本が生まれた。

阿川佐和子さんと、齊藤孝さんの2人だから、総論はない。

すべて具体論。

 

「対話」と「会話」の違いは何か。

時間軸によって横に流れていくのが「会話」。

弁証法のように縦に深まっていくのが「対話」。

齋藤さんは、対話は会話よりクリエイティブだという。

対話は人生の花。知的快感を伴うという。

齋藤さんは、対話を円滑に進めるためのテクニックとして、

「~と言えば」を提案する。

ひとまず相手の話を聞いて、それを「~と言えば」で引き取り、

自分の話に繫げていく。

まずは、相手の話を受け入れることで、相手は安心感や満足感が得られる。そして、今度は自分の話に耳を傾けてもらうサインにもなる。

対立を生じさせず、相手の話を徐々にずらしていく術でもある。

 

阿川さんは、対話の場では、褒め惜しみをしないようにしている。

ためらわず、さっさと褒める。

相手がエネルギーをかけたところを評価する。

自分の気持ちがいかに動いたか具体的に伝えるといい。

いかに「肯定感」「盛り上がり感」を出すかがポイント。

「へぇー」「いいね」と合いの手が有効。

 

お互いがどこまで理解しているのか確認して共有しながら話を進めていくのが対話の基本だ。

いわば地固めしながら対話を進めるのが理想的だ。

 

 

 

 

宝塚ことば磨き塾(28日)。

前回おやすみした人もいたので、ヒーローインタビューの続きをした。

インタビューを聞いていて、感じたことを列記する。

 

●「ここまで、どうやってきましたか?」

 身構えを取るふうわり質問をする。

●「えっ!?」いささかわざとらしく聞き返す。

●嬉しそうに、興味津々に聞く。

●「孤独の訓練」という聞き逃してはならじというようなキーワードが出たときは、さらに突っ込む。「どうやって訓練を?」

●「最近楽しかったことは?」というように時間軸を絞って聞く。

●感心の「へー」。同感の「ですよねー」というような相槌。

●目をそらさず。話をはぐらかさず。

●「ほかにも?」は苦し紛れ感が否めない。

 

宝塚ことば磨き塾は、10年目に入る。

これまでも人生の先輩が多く、教わることが多々あった。

このたびも、90歳と85歳の男性が参加しているが、

ボクにとっては、「相談役」のような存在だ。

この日も、ちょっとしたアクシデントがあったが、

彼らの声や存在感で事なきを得た。

 

4月からの新入生も募集している。

 

(村上塾長のいろんな表情を公民館の藤原さんが撮影してくれた)

4月からの新入生歓迎!

大阪ことば磨き塾(27日)。

参加者3人と少なめだったので、名前褒めをした。

相互に褒め合い、みんな顔が綻んだ。

ここでは、自分褒めを紹介する。

自画自賛大いに結構!

 

「きょうも最高絶好調」が口癖。

名前の如く、盛り上げ隊長の盛上浩一さんの自画自賛。

もりあげることが大好き

りらっくす

がんばることで

みんな大好き

ころんでも

うしろむきにならず

いつでも

ちょう元気

 

ちょっと落ち込むことがあったけど、カラ元気で頑張る中尾文子さん。

なつっこい

かっこつけてるね

おおらかにいこう

ふつうじゃなくて

みりょく全開

こころも広いね 文子ちゃん

 

FM局パーソナリティー、やんちゃな男子2人のママとして頑張る

中村美佳さん。

なにも

かんがえず

むだなことも

らくして

みよう

かなぁ…

…が美佳さんらしくていいなぁ。

 

村上塾長の自画自賛。

むずかしいことも

らくに考えて

かろやかに

みるみるうちに

のびしろいっぱい

ぶきように生きてるけど

おれ のぶおが好き

 

(二次会の方が参加人数が多い…)