村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

名古屋ことば磨き塾。

イタリア在住の翻訳家、後藤彩さんと、パートナーのマッテオ・モスケンさんが参加。

さらに、ホリスティック医学の専門家、恒川洋さんも参加。

 

まずは、日常語の哲学。

「おつかれさま」

●ご苦労様はダメと教わった。

 新入社員研修で叩きこまれトラウマになるくらい。

●アメリカ人なら「つかれてないよ」と言い返しそう。

●労う言葉でもあるけど、遠ざける言葉でもある。

●イベント ボランティアには「ご苦労さま」。

 スタッフには、「お疲れさま」

●どちらがいいとかでなく、

 「有難うございます」が気持ちいい。

 

「ちょっといいかな」

●「ちょっとごめん」と言う。

  「ちょっといいかな」は構えさせる。

●上司の口癖

●「先に報告したいことがありまして」と機先を制す

●「半日仕事になるけどいいかな」と具体的提示

●イタリアでは、「あと2分ある?」と聞く。

 

後藤彩さんが翻訳した絵本『じかん屋テンペリア』を朗読して、

「時間」について考えてみた。この絵本については後述。

●命は時間。

 余命を告げたら、その人の時間を奪うことになる。

●時間に追われない。

 時間に追われていた仕事の終わった5時からが大事。

●時間券という地域通貨。出来る人が出来ない人を支える。

●言葉と時間のニュアンス似ている。

●児玉清さんは、人のために惜しげもなく時間を差し出す人。

●ことば磨き塾で過ごす時間はいい時間。

 

稲葉寿美さんと朗読

イタリア在住の翻訳家、後藤彩さんと、

パートナーのマッテオ・モスケンさん。

京都新聞ことば磨き塾。

日常語の哲学。

 

「だからこそ」~ポジティブ宣言

●気にしすぎる性格だからこそ。

●一生懸命やってきたのだからこそ。

●怖がりだからこそケガせずに済んだ。

●あの母親だからこそ反面教師として今の私がある。

●祖母が病弱だったからこそ福祉の道に進んだ。

●だからこそやる価値がある 背中を押してくれる

 

「なにしろ」~ちょっとした非常事態宣言

●大阪弁 「なんせ」←揶揄する感じ

●大阪弁「なにしろなー」

●なにはさておき

●人から誘いを受けたとき 「なにしろ忙しいねん」

●注意を引き付ける

 

「おかげで」~人生は思い通りにならないという悟り

●「おかげさま」はハッピー

 「おかげで」だとアンハッピー

●「あの人が~したおかげで」愚痴こぼす

●おかげで助かった 後になって気づく

 

「どうでもいいことなんだけど」~謙虚な号外

●こまかいことだけど

●たいしたことではないが

●興味のないことかもしれないけど

●あなたにとってはどうでもいい話かもしれないけど

●「しらんけど」と対

●「しょうもない」と言われないための責任回避

 

 

宝塚ことば磨き塾。

日常語の哲学。

「あとは気合だ」

●サッカーワールドカップ「やることやったから、あとは気合」

●とりあえずやることやった上の「おまじない」

●気合いだけで乗り越えたいが…

●子どもにはプレッシャーかも。

●強い気持ち。強い精神の持ち方。

●テクニックでまけても根性では負けない

●継続しているとふと出来ることがある。気が合うから?

●自分の気持ちを高めるために言う

●認知症の母の言う「大丈夫よ」に気持ちを合わせたい

●成功することではなく可能性を与えてくれる呪文?

●気合いで仕事をしてきたが、気合いだけでは出来ないこともある。それが何かの瞬間に出来ることもある。見えざる力。

 

「そのうち」

●優しさ 

●淡い期待

●「またね」より可能性低い

●厳密に約束したわけではない。

●上手な曖昧表現

●自分への逃げ口上 

●自分に対する言い訳

●角が立たない

●期待しない方がいい

●そう言われたら悲しくなる

●とっさのひとこと

●そのうち→出来ないかもしれない

 またね→出来るかもしれない

●そのうちと言われたら、「どのうち?」と言い返したくなる

●船場言葉の「おいおいさせてもらいますわ」に近い?

 

この日、早めの誕生日祝いをしていただいた。

花束に、メッセージを書いた色紙。有難い。

受講生のお一人から、こんなメッセージをいただいた。

「話すことが苦手で肩の力を抜いて話せるようになりたいと塾に通っています。私の拙い話にも優しく耳を傾けて、次の言葉を促してくださるので嬉しく感謝しています。一生楽しく精進していきたいです」

塾長冥利に尽きるメッセージだ。

 

NHK大阪時代の仲間も参加。

左から駒田眞紀さん、赤崎加林さん

誕生日を祝っていただく