能登半島の現状〜 | 津軽三味線山中信人の朝刊・夕刊~

津軽三味線山中信人の朝刊・夕刊~

「人生一歩一歩だね~」
宝くじで1億円当たるような事もなければ
どん底で最悪な事態もそれほどない
マイペース信人のマイペース日記でございます
毎日朝と夕方更新します~

長文失礼します。5月23日から25日は能登半島穴水町、珠洲市、輪島市へ人形浄瑠璃「勘録」さんのお声がけで、相方和太鼓奏者「響道宴」氏と慰問演奏へ。先日までの投稿は舞台についてでしたが、被災地能登半島の現状を写真に収めてきましたのでいくつかご覧ください。

能登半島に入って高速道路をおり、一般道に入って目にした状況は、とにかくブルーシートで屋根を簡易修理してある家が多い事に驚きました。

穴水町に到着する頃には道路はガタガタで、場所によっては地割れ状態も。屋根だけでなく潰れた家も多く、瓦礫の撤去もされず、山へ向かえば多くの箇所で酷い土砂崩れ。珠洲市大谷街の海を見れば不自然な白い陸地があり、地元の方のお話だと「以前はなかったけど、地震で隆起した」との事です。未だ学校の体育館でダンボールの囲いの中で生活されている方にもお会いしました。

震災から5か月が経ち、関東では能登半島の事は殆ど報道されず、現状を知る事がなかった為に、まだこれほどの状況だという現実を知らず。復興はまだまだなのだと実感しました。

昨日の復興支援津軽三味線演奏会も多くの募金が集まりました。「鉄板ウェストゲート」のマスターも売り上げを募金に協力してくださいました。全額寄付し、ほんの少しですが現地で役に立てて欲しいと願うばかりです。

私なりですが、能登半島へ慰問演奏に訪れる機会をいただき、現状を目にしたのでこのような投稿をさせていただきました。