「聞く」を入り口とした自己修養法で、生き方を深める修行をしている、くろちゃんです。m(_ _)m
このブログでもよくご紹介しているわもん推奨本「人間の底」（一燈園出版 三上和志著）。
その姉妹本で「なつかしき座」というものがあります。
人間の底が、父母に読んで欲しいという願いを込めて書かれたものに対し、この「なつかしき座」は若き息子、娘に読んで欲しいつもりで書かれたそうです。
その「なつかしき座」の冒頭で「捨身より生る」という言葉があります。
ー前略ー
ほんとうのものは日和見根性からは生まれて来ない。捨身の生活から生れて来る。
ー中略ー
捨身は、その身を消してしまって、別のよいものが生れていることである。
ー中略ー
思想だけの捨身ではいけない。捨身の決心や積りだけでも駄目である。生活ぐるみの捨身が実力となる。
わもんでは、本気と言うキーワードがよく言われます。
やぶちゃんの本気で生きている姿に、自分のありたい姿をみて、自分もそんな風に生きたいと思っているからではないかと感じます。
何故かわからないけど、わもんに惹かれるという理由って、このやぶちゃんの本気ではないかと思っているんです。
それが、「捨身より生る」という生き方なのではないかと思います。
名人を目指す中で、一番自分自身が変化したのが、本気を出すというより、今まで本気、超本気を出していなかったということに気づいたこと。まだまだ自分の本気はこんなものじゃない！
それを知ったら、次はそれを出し切ること。そこにまた壁があります。
照れがあったり、無我夢中になることに、恐れがあります。
やってることが正しいのかどうかなどのジャッジもはいります。
つまり頭を使ってしまっているんです。そうすると自分の枠が出てきて、本気を出すことに躊躇してしまいます。
しかし、「なつかしき座」には、「思想だけの捨身ではいけない。捨身の決心や積りだけでも駄目である。生活ぐるみの捨身が実力となる。」とあります。
生活ぐるみの捨身とは、まさに行動として出しきるということだと思います。
そして、捨身で出した本気でさえ、次の瞬間から色あせてきます。
つまり、本気を出した次の瞬間には、更に1mmでも深い、捨身の本気を出さないと、もう本気ではなくなっているのです。
やぶちゃんが以前から言っていました。「さっきより簡単なガチ聞きはない！」「常に限界突破！」
たった1mmでもいいから、さっきより、さっきよりと進もうとする捨身の本気さに惹かれているし、実は自分自身が一番そんな生き方をしたいと思っているんです。
そして出来るから、こんな風に生きたいと思うんです。
日々、日常の中で1mmでも深く、自分の本気を出し続ける修行をしていきたいと思う今日この頃なのです。
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12月19日にわもん白帯心徒塾in大阪四ツ橋を開催します。
聞くことに興味関心のある方、ぜひご参加ください。m(_ _)m
イベント詳細はコチラ
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