今宮崎添乗から戻りました。


1泊2日の日程でしたが、いまだに宮崎は活気にあふれた街で

非常に楽しかったです。


行く前からすごい活気のあるところだから行こう!と

お客様には説明していたんですが、


実際に旅行に行かれてお客様もその旨につて満足されていましたので


よかったです。



ただ、全体的に接客の質が宮崎はひどく、

(当然知ってはいましたが・)


本州や北九州ではありえないサービスというか


あたりまえに対応の悪いお店が多すぎて


そこは以前とは全く変わってないので少し残念。




今回の宮崎添乗では、


夜に大学の先輩と15年ぶりに再開する機会があり



まあその方は横浜出身だけど


今は宮崎に住み宮崎を心から愛する人なんですが、


思いっきりその先輩に対して、


 ありえないと思いませんか???


と宮崎の駄目だししてきました。



まあすべてひっくるめて先輩はそれがここの良さ


と言ってましたが、



まあ私が言いたかったのは、


全体的にすべてダメなんじゃなくて


すごくいい中の


ある一部分がとにかくズバ抜けてダメな点が


気になってしょうがない・・


と言いたかったんですが、





お互い気心知れた仲なので


好き勝手言い合って


最後にまたの再会を約束し別れました。



先輩も自分もまだアラサーですが


2人とも今までの歩いてきた道だけで十分に映画化できるような


人生を送ってますので


その話の一部を聞いていて


私たちが適当に最初に入った居酒屋のマスターも


閉店時間を1時間も延長してくれました。

(こういった気づかいに関して、

 ほんとに宮崎って暖かい人多しので感動しますが・・)



まあ結局、最後は月一でその先輩がライブを行っているお店に落ち着き


外部のお客様を入れないようにして深夜まで


先輩の音楽やこれからの人生についていろいろと話して


非常に楽しい時間が過ごせました。






話変わりまして、


本日の表題の本台へと入っていきますが、


今日添乗中にとあるお客様より電話がかかってきました。



弊社は土日は一応休みですが、旅行中だったり

キャンセル料の問題から早めに連絡したいお客様の為に

本社の電話を転送して営業(おもに私だか・・)

が電話を受けるようにしています。


10時ぐらいに掛ってきた電話だったんですが、


電話を受けたバス車内では、本日のお客様が

朝から昨日の話で非常に盛りあがっていました。



私が電話に出て橙雅交通ですと伝えると、


地元大手旅行会社でいつも旅行手配されている方からの電話でした。



私は、


本日はその会社さんからのお仕事で運行はしていないので


変だな?と思いながらも


お客様、緊急のお話ですか?


と伝えると



その電話の向こうの年配の女性と思われるお客様は、


私の質問を完全に無視して



いつもOO旅行で旅行に行っているんだけど、

今回もらった見積もりに弊社のバスの案内が入っていて

一応電話してみたとのこと・・

(私は弊社は本日は事務所が休みなので、

 緊急対応以外は受付できかねると伝えたかったのですが・・・)



その内容を連続で喋られてしまったので仕方なく聞いていると、


 今回提案されている旅行内容が非常に不満である。


 弊社では一体いくらでできるのか即答してほしい。


 もっと素晴らしい内容に変えられないか?


というお話でした。


そして一部始終を話終わると、続けざまに


『後ろで聞こえる笑い声は一体何なんですか?

 なんて失礼な会社なんでしょう御社は?

 とんでもない会社なんですね。

 いったいどういうおつもりですか?』


と付け加えられてしまった。



いくらお客様でもここまで一方的に横柄な態度を取られ


私も非常に頭にきましたが、


 すいませんがホームページなどにも記載されておりますように

 弊社は土日はお休みです。


 緊急の場合には至急対応させていただきますが、

 本日私は添乗中でして・・


とお伝えすると、


一切謝ることもなく、


 いいから私はおたくの車を使って旅行に行ったらいくらかかって


 提示されている行程より素晴らしいものができるかどうかが知りたいんです。


 こんな質問にぐらい即答しなさい!


となぜか非常に怒っておられます。



私からすれば、その旅行会社から連絡もいただいてませんし

当然お客様と話すのも本日が初めてで


行先や日程、人数などすべてが不明の中で、


うちの車のバス代はいくらで、


それを使ったら素晴らしい旅行ができるのか?


と聞かれても困ってしまいます。




私は、


 行きたい日程やご予算とご希望されている観光の内容などお伺いしないと


 何一つはっきりした回答はできませんが・・


と伝えると、


 ああそうですよね!

 行先とか日程とかないと何一つわからないと回答できませんよね!

 わかりました。ちっ!(みたいな感じで)


と言って電話を切られてしまった。



私からすると信じられなすぎる電話だったんですが、


こんな状態でいつも旅行申し込みにこの方は行っているのだろうか?



弊社はまだまだ発展途上の会社で


どんなに精いっぱい対応しようと思っていても


至らない点も多い会社でもありますし、


ご迷惑をおかけすることもあると思いますので、


偉そうなことは一切言うつもりはありませんが、




『こういった方は絶対にお断りします。』

と断言します。



通常は頼まれたって絶対に運行しません。




ただ


唯一心配だったのが、


最近の読売新聞でも一面に特集されていた


若くしてかかる痴呆症なんではないかと・・



この場合であれば、


こんなとんでもない電話もしてくる可能性が

あるのかなと思ってしまった。




これから増えるであろう年配者の方の旅行を扱うのは、


想像以上に気苦労があるかもしれません。



心してかからねばなるまい・