今朝の新聞みましたが、昨日も無料送迎の事故あったみたいですね。


事故に関係している8名全員が被災者で避難していた人とかって載ってました。



無料送迎バスと言っても、今回のは歯医者さんの無料送迎で


運転者はシルバーサービスから派遣された方だそうで・・



私は昔、おじいちゃん養成ギブスみたいなのと

高齢者の視覚を体験する競馬の馬がつけてるような

かぶり物をつけた経験がありますが、


あの状態をイメージして運転すると

正直事故は確実に起こると思います。


覚えているイメージでは、巻き込み確認と右左折や進路変更時に

フクロウなみに振り向かなければしっかりミラーの死角の確認もできないと思うし

アクセルとブレーキの踏み替えもスピーディーに行うにはかなり困難だと

容易に想像がつきます。


従って恐らく、高齢の方は当然事故率も上がる訳ですし

自分の車以外を運転しているというのも

さらに事故を大きくする原因にもなってると思います。


さらに私たちから言わせれば、

普段から危険な運転をしている(よく見かけるので・・)

一般のドライバーで

かつ高齢者で

さらに人を乗せて走るという事について

訓練もしていなければ知識もない方がハンドル握ってるんですから

当然確率は高く起こりますよね・・


実際調べるとデイサービスの送迎など

特にメディアに取り上げられたりはしてませんが

かなり頻繁に事故を起こしている見たいです。


今回の事故のケースも俗に合法白バスと弊社では呼んでいる形式であり、

施設を持っていれば無料送迎してもかまわないという考え自体が

間違っていると思うんですが、関東運輸局さんはOKとの見解だそうです。



運転手を職業とする人だって事故をするのに、

ど素人のただ免許持ってるだけの人間が人を運ぶんだから

家族にはツアーバス以上に乗るんじゃないと

言い聞かせなければならないといつも思ってます。



今後、さらに1000人くらいの方が亡くなれば法律的にも動き出すのかもしれませんが、

まあしばらくはこのままだと思いますので、

他人に人生を安易に預けられるような強い心をお持ちの方以外は、

無料送迎と言うのは極力避けたほうがよろしいかと思います。



昨日も結婚式で知人社長が運転代行代を値切ってる所を目撃しましたが、

あれも自分の命を結果的に危険にさらす素晴らしい交渉の一つでしょうね。



航空会社から始まり、バスやタクシー、レンタカーや運転代行など


業界では今やとどまる事を知らない運賃の値下げ競争・・


LCCなんて言葉も定着し始め航空業界ではまだまだ続きそうですが、


悲惨な事故だけはできる限り見たくありませんよね。