今日、先ほど新婚旅行中のお客様よりお電話があり
なんだろな？
とおもったら、レンタカーの手配がされてないとのこと・・
いや、昨日電話とＦＡＸで確認済みだし・・
一応確認しますと言って、レンタカー会社に電話したら
そのつもりで現在もお待ちしてます。との回答が・・
？？？ なぜ？
再度お客様に確認すると、日程表記載のレンタカー会社名が日産に・・
との事。
あらためて調べると、ＪＡＬさんのパッケージツアーの日程表にはオリックスと記載されており、
私が10日前にオリジナルで作った日程表には日産レンタカーとなっています。
お客様は、私の作ったオリジナル日程表を見て
空港のカウンターへ行き、日産レンタカーのカウンターが閉まってるのを見て
びっくりして電話してきたらしい。
つまり単純に私の確認ミスなんです。
やってしまいました。反省してます。
あれほど最終日程表を確認したつもりなのに、恐らく説明が抜けたんでしょう・・
今回事前に、日産レンタカーのキューブ指定で希望を伺っていたのですが、
実はお客様が、パッケージツアー申込期限ぎりぎりの10日前の朝10：00に、
すべての旅行手配を一旦キャンセルされました。
私は、その前の日の夜にこの工程でよろしいですね？という確認を取っていて
早速その翌日の朝から手配をかけている最中でした。
理由は、結婚式場が26日の式を突然ずらしてくれと言ってきたそうで、
（茨城なので地震の影響の為）
あわててのキャンセルを受けました。
それならばとキャンセルの連絡をし、旅行はこの時点で白紙になりました。
（※業界人でも知らない人が多いんですが、
当日の連絡であれば、申込の段階で20日前以降などのキャンセル料が発生する
日にちでもキャンセル料がかからずにキャンセル可能です。）
この時点で、私は
あれだけ事前にホントに行くんですか？
と地震直後にしつこくお伺いしていてこの結果か・・・
と内心思ってましたが、こういう方は二転三転するのが常。
パッケージツアー以外の部分は明日のキャンセルでも間に合うので、
（現地の観光タクシーや観光施設の予約、パッケージでは確保できないホテルの駐車場など）
保留しておきました。
案の定、夕方五時半に『やっぱり行きたいんですけど・・・間に合いますか？』
となりまして、ＪＡＬの担当のおねーさんにブーブーいわれながら、再手配。
で、打ち合わせは予定通りその日の夜19：00からで・・
という事なんであわてて説明用の日程表を作成しました。
その時点では、日産レンタカーの希望が駄目であることがわかっていなかったので、
ＦＡＸで希望は日産レンタカーの旨、朝の段階では送っておきましたから
恐らく大丈夫であろうという考えで日程表を作成しました。
当然、パッケージツアーの手配で日程表の作成を別に行う事も稀なんですが、
（ハネムーンだし急だし万が一の為にと思って確認用に作った。）
申し込んだ日に、最終確認に伺わなくてはならないこの状況では
当然、ＪＡＬさんからのパッケージアー確認書も届いてないのでしょうがないです。
その日の確認では、
航空券とお宿とレンタカーは一応確保可能で、
正式には最終書面が届いてからのご案内になり
『日程や旅行代金はこんな形でよろしいですね？』
といった具合で終了しました。
21：00ごろ帰ってきて、19：00ごろに届いていたレンタカーの変更を含む
手配確認のＦＡＸを確認し、ＳＡクラスで喫煙車はＯＫということを確認し一安心。
で、最終的に確認書面が届いたおとといの金曜日に、その書面をもってお客様の所へ
確認にお伺いして、『チケット確認書などありますので詳細をこの後ご自身で確認して下さい。』
といってお渡しし、忙しいと言うので簡単に要点の説明だけして帰ってきました。
旅行会社の頭の中では、最終書面が正式書面だと言うのは固定観念であって常識です。
その書面がすべてであり、それ以外は無料で参考の為作っているものなので
（お金取っていて作成していた場合は別。）
常識的にこちらで確認くださいと言えば、それで確認してくれるだろう・・
という甘い考えが私の最大のミスでした。
お客様は、私が10日前に作った日程表を、見やすかったからという事で当日もお持ちいただき、
その日程表に記載の通り日産レンタカーだと思い込んでいたというわけです。
結局、電話越しに確認しながら隣のオリックスさんのカウンターにいって万事終了し、
ＪＡＬからの確認書面にもオリックスであった事がお客様の眼にも確認できて
事なきを得たんですが、
旅行会社の作った日程表だから・・・絶対に当たってるはず・・
と考えられたんでしょうね。
気持ちが良くわかりますので、完全に私のミスです。
日程表を作り直すなり、日産レンタカーでない旨を口を酸っぱく事前に伝えるべきでした。
プロの組む旅行は、お客様を少しでも不安にさせない様にしなければならないので、
失格です。
申し訳ありませんと丁寧に謝り、お客様も気にしてない様子でしたが、
やはり最終確認には、きっちり時間を割かねばなりません。
考えのあまさと過信に基ずく人的ミス・・
これでは私も、東京電力（福島原発の影響）を責めることはできませんね・・