こんばんは星空星空星空
忘れないうちに、投稿しちゃいます❗
土曜日にとーーってもお仕事頑張ったので
日曜日は主人と2人で
歌舞伎座へ。
夏場の相続関係を頑張ってくれた主人の労をねぎらうという目的もありました。
主人は歴史好きなので、私と観劇するときはミュージカルよりも歌舞伎の方が興味があるようなのでね。

息子はお留守番で自由気ままに過ごしたいとのこと。中2ですもの。
うーんようやくここまできましたね。
息子は留守番、夫婦でソワレの観劇。
なんだか、しみじみうれしい飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート

歌舞伎座へ行く前に、少し銀座をぶらぶら。
主人は有楽町勤務が長いので、このあたりはかなり詳しいです。
老舗喫茶店
カフェーパウリスタへ。

ここは、日本の喫茶店第一号と言われている、創業113年の喫茶店。
息子が産まれる前によく、夫婦でよく訪れた思い出のお店。子どもが産まれてからはめっきり行かなくなりました。夫婦で訪れるのは久しぶりです。何せ100年以上続いている老舗なので、かの文豪芥川龍之介にも愛された名店ですコーヒー

照明もレトロで昭和感漂いますね。

私はアイスオーレのみ。主人はモンブランを頼んでました。

うーん栗が美しい乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ

そしていよいよ
歌舞伎座へやってきました❗

今回は、なんと…。
桟敷席を、取りました❗
桟敷席…初めての経験です。夏場の相続あれこれを頑張ったので、主人へのお礼も兼ねて、ちょっと張り込みました❗
桟敷席はそれぞれ個室のようになっていて、扉を開けると…こんな感じあんぐりあんぐりあんぐり
掘りごたつ式に足が伸ばせて、前がテーブル。お弁当や筋書き、飲み物が置けてとっても快適。

桟敷席からの眺めはこんな感じ。

まったり冷やし甘酒を飲みました。

お弁当もゆっくり堪能できましたグッグッグッ
(ライスは主人にあげました。)

演目が古典中の古典
妹背山婦女庭訓
勧進帳
という2作品ですから、私みたいなビギナーが詳細レポを書くのもおこがましく汗うさぎ汗うさぎ汗うさぎ
ミュージカルを観劇したときほど、詳しいレポはできませんけど、軽く感想を。

妹背山婦女庭訓
うん、とっても素晴らしかったです❗
ストーリーとしては日本版ロミオとジュリエット。でも、ヨーロッパのロミジュリと何せ違うのが、毒薬を飲んで死ぬのではなくて…忠義のための切腹だったり、子供の死に対して、親が介錯を勤めたりしていること。
我が子の死を…親が助けて切り殺すって。そこは、ロミジュリよりも生々しく、当時の人たちにとって、「家を守る」ということが武家社会においてどれだけ大切だったのかということをしみじみ感じさせました。
悲恋の恋人たちである雛鳥♀️と久我之助♂️ももちろんかわいそうなのだけれど、ロミジュリよりもフォーカスされているのは
親の哀しみ。
震える手で刀を握り、我が娘を手にかけて泣き叫ぶ坂東玉三郎さんの姿や、今生で結ばれることはかなわなかったけれど、せめて亡くなった首だけでも添い遂げさせてあげたいと、切腹して息も絶え絶えの息子に恋人の首を並べ、泣きながら介錯を勤める尾上松緑さんの表情に、気づけば涙が。子どもを思う親の気持ちは、本当にいつの時代も変わりませんね。
特に私、松緑さんが吉野川に流されてきた雛鳥のお雛様のお道具を優しく撫でてあげているときに、涙が溢れました。その表情が、なんとも優しくて、切なくて。何で我が子たちは幸せになれなかったのだろう…という気持ちがしっかり、伝わりました。
そして
勧進帳❗
やっぱり名作中の名作ですものね。うん、この雰囲気を桟敷席で感じることができたのは本当に幸せでした。
松本幸四郎さん(弁慶)の読み上げる勧進帳、そして、尾上菊之助さん(富樫)との、丁々発止のやりとりは、圧巻です❗
お能がベースですから、踊りもしっかり満喫できますし。
幸四郎さんが踊る「延年の舞」を、楽しませていただきました。
今日はなんと…。あまりにも熱演で力が入ったからなのか
弁慶の数珠が客席に向かって飛んでいきましたあんぐりあんぐりあんぐり
弁慶の数珠は…亡き中村吉右衛門さんが弁慶をやるときに使っていたもので、今回は、甥っ子だからこそ幸四郎さんが使わせてもらっている大切なものらしくて…。
びっくりでしたけど、あの数珠…返してもらえたのかしら…。とっても、気になります。
最後は飛び六方で花道を去っていく幸四郎さんに、大きな拍手を送りました❗


オマケ。
お留守番息子へのお土産は。
カフェーパウリスタの
コーヒー羊羮飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート

豆いっぱい大福飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート

あんこ大好きな息子のために、セレクトしました。とっても喜んでくれました。

さて。
すっかり夜更かししてしまいました。
そろそろ寝ますね。
おやすみなさいzzzzzzzzz