おはようございます太陽太陽太陽
昨日は、今期三度目のオペラ座の怪人に行ってきました❗
お膝元横浜。大好きな演目です。
大きなポスター。

11列列下手。

昨夜のキャスト飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート

何せ、東京公演以来ご縁がなかった
加藤迪さんのラウルをとにかく楽しみにしていました。
CATSのマンカストラップ、オペラ座のラウル、ノートルダムのフィーバス、そしてジーザス・クライスト・スーパースターでは、満を持してのジーザス。着実に階段を上っておられますね。ロイドウェバー路線を歩んでくださっているのも、好きな理由です。迪さんは、四季の役者さんでいちばん好きな方だと、思います。
(女性では、真瀬はるかさん。)

感想。
とっても上質な空間でした。エクセレント乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ
ファントム、クリスティーヌ、ラウルが文句無しの爆砲でフルボッコにされましてね。しばらく立ち上がれない位の衝撃でした。

清水大星さんのファントム、歌声が変幻自在。ppが何せ美しいです。
私がいちばんやられたのは…。
屋上で、ラウルとクリスティーヌの逢瀬を見届けた後の
愛を与えた…音楽を与えた…。
の歌い出し。繊細でグッと心に響きました。ppが美しい人は本当に歌が上手いなあ…としみますよね。
ファントムの孤独がしっかりと伝わってきて、涙が。
芝居の緩急は、私は今期のオペラ座の怪人では岩城さんの方が好みなのですが(これは本当に好みの問題です。最後の三つ巴になってからの狂人じみた哀れな子どものような岩城さんの芝居は大好物。)清水さんは本当に音楽の天使そのものですね。歌声は清水さんに軍配です。
歌声でドラマを作れる方だと思います。圧巻。上質なパフォーマンスだからこそ、それぞれのキャストのよいところを比べて、何度も通いたくなります。

海沼千明さんのクリスティーヌも、東京公演以来お久しぶりでした。声量がパワーアップされていて、驚きの爆音クリスティーヌでした。
彼女の歌い方は、芯が強いですね。ロングトーンも最後に向かってどんどんビブラートが効いてきて、音量がアップするような。不思議なパワフルさを持った歌声です。墓場のシーンは、私も父を亡くした直後ということもあって、やっぱり涙が。
お芝居やちょっとした仕草は、今期は藤原さんの方が私は好みかもしれません。(これも本当に好みの問題です。)でも、
「歌え❗私のために❗」の後の超絶ロングトーンは、海沼さん圧巻でして、しばらく鳥肌が止まりませんでした。

河村彩さんのカルロッタはもはや職人の域ですよね。お芝居はキュートで愛らしいのに、歌声は1ミリの隙もありません。

そしてやっぱり
加藤迪さんのラウルに終始うっとり✨
いやー素晴らしかったの。
そもそもからしてね、ひねくれた私の性格がもともと恋敵、主人公にとってのライバルの方に惹かれがちなところがあるのです。オペラ座の怪人では、昔からファントムよりもどちらかというと「ラウル」という役自体がとっても好きなんです、私。
そうそう、迪さん。この感じ。私の求めていたラウルに2年半ぶりに会うことができました。
オールアイアスクオブユーでは、キラッキラの笑顔でクリスティーヌを抱き締めて。その後お姫様みたくくるくる回しますけど。フットワーク軽くて、笑顔全開でまぶしいんですよ、迪さんラウルは。マスカレードもキレッキレ。
でも、東京公演から2年半の時を経ていますからね、頼れる青年実業家というか、できる男感が漂っていい感じの落ち着きも見えました。
(宇都宮さんはいい意味で、青くて若造。岸さんは迪さんよりもさらにアダルトオーラマシマシで、頼れる大人。みんな好みです。)
迪さん、ジーザスもやりましたから…お歌の艶感は東京公演よりもさらにアップ。プリマドンナのときの歌声の重なりとか、しびれましたね、本当に。
迪さんラウルは滑舌もよくて好きなんです。
「そのときがきたら打て、射殺しろ」
しゃさつとか、サ行がピシッと聴こえて、さすが四季…。と思います。
(でも、いつも思いますが、「そのとき」っていつなんですかねタラータラータラーわかってりゃあんなに殺人おきてませんわ真顔真顔真顔)
墓場の三重唱は清水さん、海沼さん、迪さんの爆砲フルボッコでKAATが吹っ飛ぶ勢いでした。
火の粉の飛ばし方といなし方は、先日観た岩城さん×岸さんのアダルトペアのときの方が迫力ありました。
(岩城さんが火の粉バンバン飛ばすし、岸さんはマントと帽子で火の粉をいなし、華麗に応戦していました。今回は清水さんもそんなに飛ばさないし、迪さんも若干火の粉から逃げ気味に距離を取っていました。こんなところの違いも面白いものですね。)
最後の三つ巴はもう迪さんから目を離せませんでした。迪さんの
命は惜しくない~
ぼくを見捨てろ~
は、大好物です。そしてファントムとのキスを見守る表情。迪さんのラウルは最初はけっこうしっかりと2人のキスを見つめるんですよね。そして2度目もしっかり見つめつつ、諦めの気持ちが徐々に混じった表情で静かに2人のキスから目を反らします。この、静かな表情の変化が、とっても好みです。
(あからさまに目を閉じたり、顔を手で覆ったりは、しません。)

オペラ座のカーテンコールは、いつも涙が出ます。緊迫した世界観から解き放たれたキャストのやりきったお顔と、生演奏がエンドロールのように流れて、その雰囲気に泣かされてしまいます。
やっぱり、作品として「オペラ座の怪人」は上質で大好き。昨夜はちょいとポイントオブノーリターンで、清水さんの歌唱がオケとズレていましたが、指揮者がうまく建て直していました。そういうところも「生」だからこその臨場感。やっぱりオペラ座の怪人は、最後の砦ではないけれど…。今後も生演奏であってほしいです。

おまけ。
昨日観劇していたときのお隣の方のオペラグラスが上がるタイミングが、ほぼ私と同じでして、ああ…この方はきっと
迪さんのファンね
と、なんだか恥ずかしくなってしまいました笑
(多分相手も同じことを思っているかと笑)

おまけ②
昨日の晩ごはんは。
KAAT近くの麺王翔記へ。

中華街の喧騒から離れているし、前から気になっていました。刀削麺が大好きなんです、私。

うん、ここ。
美味しい飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート

しっとり煮込まれた牛スジの刀削麺。パクチーは青菜に変えてもらいました。麺のコシもばっちり。ここ、かなりオススメです。KAATのお帰りには是非。

さて。
長らくお付き合いありがとうございました。
今日はお仕事に行こうかな。
皆さまステキな日曜日を。
では~バイバイバイバイバイバイ