こんばんは星空星空星空
昨夜は本当に、ステキな時間を過ごすことができました。いやーあっぱれ乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ
ルードウィヒ・B
ベートーヴェンの交響曲第九番が初演からちょうど200年を迎えた昨日、記念すべき5月7日に行われた、朗読劇+オーケストラコンサートのステージ。
そうね、ちょっと成人の日コンサートと感覚は似ていました飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート

ベートーヴェン
田代万里生❗❗❗
朗読あり、歌唱あり、指揮もアリで…これはやっぱり藝大卒、音楽的素養がきちんとある万里生くんならではのお役だな…という納得の配役でした。

高い天井のオペラシティ…いつ見てもうっとりします。大きなモニターも、荘厳な雰囲気。

お祝い花。

かるーく一杯🥂

セットリストはこちら。↓

幸せな時間。フルオケで聴くベートーヴェンは至福のひとときとなりました。
万里生ベートーヴェンは「悲愴」を日本語で歌いながら舞台奥からゆっくり登場するんですけど…その佇まいとかが本当に美しくて…。何であんなに歌いながら美しく歩けるのかしら。
ミュージカル「ベートーヴェン」で、芳雄さんも悲愴を歌っていたけれど。芳雄さんのほうが劇中だったこともあってドラマチックな歌唱。
万里生くんは端正で品格のあるなんとも美しい悲愴でした飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハートうーん、もう一度聴きたい❗

耳が聴こえなくなってきて…心の声で聴くことをお母さん(真野響子さん)との心の会話で培っていくベートーヴェン。
その心の声を、生きる喜びをシラーの詩にのせて爆発させたのが、第九なのだと、朗読劇があることでしっくり府に堕ちる作り方になっていました。

最後の第九は、1楽章から4楽章までしっかりやりますけど、オーケストラに向けての指揮はあくまでも最後まで、このコンサートのマエストロである岩村力さんが振っているのです。
でもね。
ここにステキな演出があって。
もうひとつ指揮台が用意されていて。
4楽章の合唱になったら、万里生ベートーヴェンが登場しましてね、客席のほうを向いて、オーケストラの生演奏をバックに私たちに指揮をしてくれるんです。
万里生くんの客席への指揮…。これは、「耳の聞こえないベートーヴェンが、渾身の力を振り絞って初演の第九の指揮をしている姿」を、きっちり芝居として成立させてくれました❗
圧巻でした拍手拍手拍手
万里生くんは藝大時代、年末によく「第九の合唱を歌いに行く」というバイトをしていたらしいので、もともと第九を歌える人なのです。
しかも、万里生くんがミュージカル俳優になったのはホリプロからスカウトされたからなったわけでして、本当は指揮科で指揮者になろうと思っていた人でもあるわけなので、動きがなんともシャープでキレッキレ。
第九の歌詞を口ずさみながらの指揮は、ホントにかっこよくてね。
一挙手一投足に目が離せません…拍手拍手拍手
幸せいっぱいに浸りつつ、謎の年末感笑に包まれた昨夜でした❗
秋野大作さん演じる秘書と、下村青さん演じるリヒノフスキー伯爵とのやり取りもよい味で、ベテランらしくしっかり作品を支えてくれていました。特にね、下村青さん…よいお声。
弟子リースの小笠原海さんも、素朴で真面目な弟子をきっちり演じてくれました。万里生くん、リース役を以前ストレートプレイでやっていますね。
マエストロの岩村力さんは、もちろんオケに指揮をしてらっしゃるのだけれど、途中台詞をしっかり言う場面がありまして、プロ顔負けの台詞回し。素晴らしい役者魂を見せてくれました❗
ジュリエッタは知念里奈ちゃんで観たかった…。平日は仕事のためソワレしか無理だったし。うーんもうこれ以上は言うまい。

配信も決まったそうです。
よし。
ベートーヴェンを聴こうかな。
では~バイバイバイバイバイバイ