こんにちは太陽太陽太陽
お掃除をしようと思っていたのに
バラちゃんたちの剪定も
しようと思っていたのに
まだ、立ち上がれずにのんびりしちゃってます。
まあ、こんなもんね。

さて。昨日は
新春浅草歌舞伎門松門松門松
を、観てきました~飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート
若手の熱気溢れる登竜門的な舞台❗
私は昼の部(第一部)を観劇しました。

お正月らしい華やかな外観拍手拍手拍手

趣がありますね↓

ここ、みんな写真撮ってましたカメラ

感想。
お年玉🧧年始ご挨拶
中村莟玉さんのご挨拶でした。かわいらしい雰囲気の方ですね。
この年始あいさつでおしゃべりが鍛えられたこととか、ずっと、この後の演目ですぐにお役があって扮装してたから、黒紋付き袴を着てあいさつするのは実は初めてなんです…とか。あれこれおしゃべり。しっかり(ちゃっかり❔)パンフレットの売り込みもしてました。

本朝廿四孝孝十種香
とにかく、中村米吉さんの八重垣姫(長尾謙信の娘)がお目当てでした。
ほんとにこの人のお姫様は、かわいらしいです。お話としては、死んだと思った許嫁(武田勝頼)が実は姿を変えて生きていて…。振り向いてもらおうと必死に口説きます。
切なく柱にもたれたり、勝頼さまにすがり付いたり、またまた自害しようとしたり。
深窓のお姫様の恋心は、情熱的乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ
上手の菩提を弔っている個室と、勝頼さまにとりすがる舞台中央の行き来しかなくて、八重垣姫の移動距離は短いけれど、ポーズの一つ一つが美しくて、様式美を堪能させて貰いました。
勝頼さまが生きていて、長尾家に忍び込んでいるのは実は八重垣姫の父親、謙信にバレバレでして、追手に追われるんですね。愛しい勝頼さまを助けようと頑張り、物語の鍵を握る兜を盗んで恋しい人のもとへ…というくだりは、昨日は上演されませんでしたけど。米吉さん、好きな人のために頑張るお姫様がよくお似合いでした拍手拍手拍手


与話情浮名横櫛源氏棚
これは、春日八郎さんの歌謡曲「お富さん」の、元になったお芝居なんですね❗←全然知らなかった…。汗うさぎ汗うさぎ汗うさぎ
「お富さん」と、言えばですよ
清水アキラさんのモノマネ、テープ芸の極地でしょう。


そして淡谷のり子先生の公開説教笑含め、ひとつの作品として楽しむもの…として子ども心に認識しておりまして。
(この楽しみ方を共有してくださる方…いらっしゃるかしら)
当時子どもだったこともあって、お富さんという歌の歌詞をしっかり聞いてはいなくて。「死んだはずだよお富さん」って、全然意味が分かっておりませんでした。
中村米吉さんのお富は、芸者からヤクザの妾になったものの、中村隼人さん演じる大店の若旦那与三郎と恋に落ちてしまって。
2人の関係がヤクザの親分にバレて与三郎は切り刻まれて半殺しの目にあい、お富は海へ身投げしたものの助けられて生き延びて。
お互いが生きているとは知らないのよ。
生き延びたお富は多左衛門という金持ちの商人の番頭に保護されて、暮らしているの。(囲われているとはいえ、多左衛門とはプラトニック関係な関係だけれど。世間の人は、そうは見ないわよね。)
そんな境遇のお富だから、先ほどのお姫様とは売って変わって、しゃべり方もはすっぱで、湯上がり姿の洗い髪でなんとも色っぽい。鏡で湯上がりの身繕いをする姿はなんとも言えない色気が漂っていましたね。
ひょんなことから、このお富さんの家に金の無心に来た男(蝙蝠の安五郎→尾上松也さん)の仲間として与三郎が一緒に来まして、互いに死んだと思っていたかつての恋人2人は再会することに。
バッテンの傷だらけの隼人さん。いや~この人も美しい。マハーバーラタの立ち回りも素敵でしたけど、こういう色男も良いですね…。
隼人さんの立ち姿が美しい。
自分はこんなに刀傷を受けて、お富が死んだと思って必死に弔いの日々を送っていたのに、金持ちに囲われているとはいい気なもんだと恨み言を言う与三郎。
死んだはずだよお富さん~🎵
って、こういうことだったのね…不安不安不安
最後は、多左衛門とお富のプラトニックな関係が証明されて、(なんと多左衛門はお富の実の兄だった❗←漂う韓国ドラマの香り汗うさぎ汗うさぎ汗うさぎその展開ってどうよ…とは、思うけれども。)
与三郎の誤解もとけ、ようやく結ばれることになった2人。
この2人の並びは…目が喜びました。
この2人の組み合わせはヤマトタケルでも観る予定ですから、楽しみです❗


神楽諷雲井曲毬どんつく
浅草の太神楽が華やかに踊る、楽しい舞踊でした。坂東巳之助さん、おかめのお面をつけて、滑稽に踊ります。
この方の踊りは目を引き付けますね。日舞の専門的なことは全然分かりませんが、なんだか一本筋がピシッと通っているような踊り方をされるなあと思います。
そして、一座の親方や神楽を見物している観客たちみんなに見せ場があります。
中村歌昇さんは、親方として籠毬の曲芸を披露しますが、あれを練習しなくてはいけないとは…歌舞伎役者さん、大変です。歌昇さんはずっと先月別の作品に出ながら練習していたそう。
昨日は少しだけ毬を落とす失敗もありましたが、再チャレンジした後は成功。お客様からは拍手喝采。
坂東新悟さんの白酒売が、すっきりした佇まいで、好きでした。
中村米吉さんと中村隼人さんは、芸者と大工という恋人同士で、これまた並びの美しいお二人でした。
最後は出演者みんなで華やかに。
お正月らしいおめでたい雰囲気で、晴れやかな気持ちで劇場を後にすることができました。
うん、楽しかったルンルンルンルンルンルン

浅草歌舞伎にご出演されている
 中村種之助さんが、中井智彦さんのラジオで浅草歌舞伎について語ってくれていて、こちらも楽しく拝聴しました。
(いつもはこのラジオは月曜日ですが、元日の地震により、今朝振替放送されました。radikoのタイムフリーで聴けます。)

 

オマケ。おみやげは
豆菓子と
さて。
冬休みももうすぐ終わりです。
そろそろ、頭をお仕事モードにしないとね。
皆様素敵な土曜日を。
では~バイバイバイバイバイバイ