50代からの挑戦――マラソンと経営を通じて人生をもっと楽しむ

50代からの挑戦――マラソンと経営を通じて人生をもっと楽しむ

このブログは、経営者の一人として目標達成への情熱と、ランナーとしてサブ3を目指す挑戦を重ね合わせたライフログです。
戦略、努力、そして仲間との絆。挑戦し続ける中で得た気づきや教訓を綴ります。

静岡マラソンまで、あと13日。

 

昨日、今回の復帰プロセスにおいて最も重要視していた18キロ走を終えました。

設定は、レースペースから20〜30秒落とした「戦略的ペース」。

 

先週の練習ではスピードへの不安が消えた。

でも、昨日の目的はもっと地味で、もっと難しいことでした。

 

それは、「もっと出せる」という欲を、必死に抑え込むことです。

 

走っていると、「これならもっと上げられる」という根拠のない自信がふつふつと湧いてくる。

でも、そこでアクセルを踏んでしまえば、これまでの慎重な積み上げが台無しになる。

 

格好良く「設定通り」と言いたいところですが、実際は、出そうになるスピードを必死に抑え続け、神経をすり減らすような18キロでした。

欲を抑えるというのは、全速力で走るよりもずっと難しい。

 

そして、一番の検証ポイントだったのは「今朝の足の状態」です。

 

布団から出て、おそるおそる最初の一歩を踏み出した時、そこには確かな手応えがありました。

大きな痛みのぶり返しはなく、昨日走ったなりの疲労感のみ。

 

正直なところ、ようやくここまで「こぎつけた」というのが本音です。

 

ふと、練習後のケアをしながら、自社の理念を思い出していました。

 

「必要な人に、必要な手を。」

 

この数週間、私に一番必要だった「手」は、意地になってアクセルを踏むことではなく、「欲を抑えて、今の自分にとって最善な計画を守り通す」という自分への誠実さだったのだと思います。

 

自分の状態を過信せず、かといって過小評価もしない。

今の自分にとって何が最善かを問い続け、その答えを疑わずに実行すること。

 

今回のケガは、仕事の現場で求められるそんな「当たり前の難しさ」を、私に再確認させてくれました。

 

3月8日。

当初の目標タイムを追うことは、一度手放しました。

 

今の私が必死に導き出した「答え」を信じて、静岡の街を駆け抜けます。