50代からの挑戦――マラソンと経営を通じて人生をもっと楽しむ

50代からの挑戦――マラソンと経営を通じて人生をもっと楽しむ

このブログは、経営者の一人として目標達成への情熱と、ランナーとしてサブ3を目指す挑戦を重ね合わせたライフログです。
戦略、努力、そして仲間との絆。挑戦し続ける中で得た気づきや教訓を綴ります。




昨日、山寺蔵王ウルトラジャーニーを走り終えました。 101キロ。


 手元のガーミンが示した「潜在的スタミナ1%」という数字が、昨日のすべてを物語っています。



正直に言えば、44キロ地点で一度「終わった」と思いました。 メインの猿倉へ向かう果てしない急斜面を見上げたとき、「これ、完走は無理なんじゃないか」と、本気で絶望がよぎったからです。



快晴の山形。 

蔵王猿倉に上る道は日差しを遮る場所がなく、直射日光を浴びながら進みます。 平均気温は24度ほどでしたが、体感温度は30度を超えていたかもしれません。 

体が暑さに追いつかず、胃の中は水分でタプタプ。 思うように動かない体を引きずって走る、本当に過酷な時間でした。

 

以前のブログで、実家付近を走ることを「贅沢な時間」と書きました。

 けれど、ボロボロの状態で辿り着いたそこは、贅沢どころか拷問のようでした。

 「すぐそこを下がれば、実家だ」 そう分かっているからこそ、慣れ親しんだ景色が足に重くまとわりついてくるんです。 


帰る選択肢なんて最初からなかったはずなのに、知っている道だからこその逃げ場のないきつさに、ゴールの山寺が、一気に遠のいた気がしました。

 

そんな自分を支えてくれたのは、道中で出会った方々でした。

 


緑ヶ丘コミセンのエイドで、私の履いているシューズについて話しかけてくれた方。  

中川地区公民館のエイドで、先々のペース配分を丁寧に教えてくださった方。

 きつい馬見ヶ崎の河川敷で、初完走を目指して力走し、しばし並走してくれた方。

 山形総合スポーツセンター付近で、湘南国際マラソンのマイボトルを手に雑談に付き合ってくれた方。

 

月並みな言葉になりますが、皆さんが元気を、やる気を、そして走り続ける勇気をくれました。 


人生にしたら、ほんの一瞬のこと。


 でも、あの一時がなければ、今の完走はなかったと思います。

本当に、ありがとうございました。

 

「背筋を伸ばして、気負わずに」 出発前にそう決めていましたが、何度もくじけそうになりました。 

少し、気負いすぎていたのかもしれません。

 けれど、結末がどうあれ自分に納得したい。その一心だけで、不格好でも一歩を繋ぎました。

 

運営スタッフ、ボランティアの皆さんの雰囲気も、本当に素敵でした。

 ボロボロの心身に、あの明るさがどれだけ染みたか分かりません。 

素晴らしい大会を開催してくださり、本当にありがとうございました。

心から感謝です。そしてお疲れ様でした。

 

13時間半。 

きつかったです。

でも、最高に楽しかった。

 


次は5月の野辺山へ向かいます。 

 

今はまず、この「1%」を、ゆっくりと回復させたいと思います。