おはようございます、ノブです。
シンプルプラン [徳島障害年金サポートセンター ライトハウス社会保険労務士事務所:認定率100%継続中] (lighthouse-sharoshi.com)
私はうつ病が重かったせいか、記憶の一部がとぶ「乖離」という症状が見られます。
これは、
「人が大きなトラブル等に見舞われた際、自分の心が耐えることができず、壊れてしまわないよう」に、
その出来事をまるで「記憶喪失」のごとく、意識の表面から消してしまって「なかったことにしよう」
としてしまう心の働きです。
ずっと前にお話しをした「ガラスのコップの理論」。
コップに水を入れていくと、止めなければいつか、水はコップからあふれ出していきます。
「コップが心」、「水がストレス」で、「水があふれ出した状態がうつ病」ということです。
これは、20年以上のうつ病で、ペットボトルの水しか口に出来ずにいた1ヶ月半を過ごしていた際、横になって考えた「うつ病に対する私のイメージ」です。
そうして、「乖離」とは、
「注がれる水の勢いが激しく、コップが壊れてしまう前に、その防止のために心が自衛する防御反応」。
そして、もう少し進んで、
「コップにひびが入った状態」
が「多重人格障害」等の「重大な精神疾患」ということです。
この「多重人格障害」も、
「被害を最小限にとどめようとする心の働き」の一つで、
「心の中に部屋を別に設け、その部屋に自分の人格本体を入れて保護しておき、
その状況に耐えるために別の人格を作り出し、その別の人格によって本体の自分の心を守ろうとする働き」
だと、私はイメージしています。
このことから、その水しか口にできない当時の私が考えていたことは、
「乖離も多重人格障害も解消できるのでは?」
ということでした。
外国まで論文を発表しに行っていた私の主治医は、
「世界中で、乖離は良くなった事例が見受けられるけど、多重人格障害そのものを解消して、元の一つの人格に統合された事例は見受けられない」
と言われていました。
主治医によると、
「その症状を改善するには、原因となる大きなストレスの元を、自分の普段の意識に呼び起こしてこなければならず、
ただ、このようにすることで、心自らが「壊れてしまうとして、思い出すまい」と防御反応を起こし、
「身体症状を引き起こすほどの拒絶反応」を起こす。
でも、この拒絶反応に耐えて乗り越えることで、失ったかのようになっている隠れた記憶を呼び戻し、
本当の自分の心を取り戻すことができれば、うつ病を始め、乖離等の大きな症状も消失され、
心身の不調をも取り除くことができて、また元々自分に備わっている本来の力を発揮することができるようにもなり、その結果、また人生をやり直すことも可能にもなる。」
このような主治医の治療を「線形成理論による認知行動療法」として、日本であまり「認知行動療法」という言葉が見られなかったずっと以前から、主治医は外国にて論文発表をして、現在は外国語に翻訳されて出版。
今は毎日のように、84歳ほどにもなる主治医のもとには、意味の不明な?外国語でメールが届くのだそうです。
その送り主は、精神科医ではなく、物理学の教授等が多く、
「結果があるのなら必ず原因も存在する」という学問の考え方を根本とする方々が多い
ようです。
話を戻して、人の心の中にも身体と同じように、こうした再生能力のようなものが存在。
でも、
「治療をすべき患者が頑張らなければ、病気は良くならない」
ことは、大ベストセラー「免疫革命」の著者で有名な阿保徹先生が同じことを述べられています。
「うつ病は頑張れと言えない」と申しますが、
「患者自身が自分で自覚して、自分の程度に合わせて自発的に頑張って治療を行わなければ、決して病気を良くすることもできない」
ことを、私は自分自身の体験によりよく理解しております。
薬で症状の緩和ができても、病気を良くするには自分の病気と向き合って、「どうすれば良くなるのか?」と考えて、自分に可能な程度の努力を続けなければならない。
そうして現在、病気が良くなってきた私は、あらためて、
「自らの幸せは自分の手で掴むもの」
と思いながら、「三百六十五歩のマーチ」という水前寺清子さんの昔の歌を、ずっと脳裏に流しながら、今も頑張っています😆
三百六十五歩のマーチ 水前寺清子(1979放送) (youtube.com)
「幸せは歩いてこない だから(自分で)歩いて行くんだよ~♪」
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