みなさん、おはようございます。ノブです😄

 

「ジョブズ氏の言葉から一日一言」をテーマに、お届けしています😄

 

 

 

今日のジョブズ氏の言葉はこちらです⬇

 

「我々は業界標準を作り出すことによって数字を達成する。」

 

 

「我々はIBM互換機にすることによって年間500万台のマックを売ろうとは思わない。第2の業界標準を作り出すことによって、それだけの数字を達成しようとしているんだ。」

 

 

その当時、IBM社のパソコンとマイクロソフト社のOSであるMS-DOSが業界標準となり、そこに互換機メーカーが群がるというのが業界の姿であった。

 

 

ジョブズ氏追放後に独自性を失い、そしてシェアを完全にIBM社に奪われて、瀕死の状態となったアップル社は決断を迫られていた。

 

 

それは、他社と同じくIBM互換機を作るのか、独自路線を取っていくのか、という二択であった。

 

 

もちろん、他に売却または再建を諦めるといいう選択肢もあった。

 

 

が、ここで復帰したジョブズ氏はこの2強の下にひれ伏すことを良しとしなかった。

 

 

彼は、自分たちが新たな業界基準を作り上げることを選択したのだった。

 

 

 

そのためにはこの2強にも到底不可能な、また革新的な技術やデザイン等にあふれた世界がビックリするような、そんな商品の開発が必要不可欠であった。

 

 

これは一種の博打でもあった。

 

 

当時のアップル社には資金も枯渇してしまい、人材も流出していて、余力というものは全く残っていなかったからだ。

 

 

しかし、ジョブズ氏は周囲の異をとなえるものを相手にせず、自らのこの信念を信じて前進した。

 

 

「革新(イノベーション)しかない」

 

 

 

 

 

かつてマッキントッシュが出現した当時、そんなものを創造する人は誰もいませんでした。

 

 

キットでプラモデルのようにして販売されるものを個人が買ってきて組み立て、それを段ボールの箱などに入れて使うマニアのような人しか持っていなかった、そんな時代でした。

 

 

小さく持ち運びができて、樹脂製のボディにコンパクトにまとまった、そんなものを人は想像さえもしたことがなかったでしょう。

 

 

これをジョブズ氏はやろうとし、見事にやり遂げました。

 

 

その後まもなく、ジョブズ氏は自らが世に送り出したアップル社を、他の経営陣によって追放され、10年もアップル社から離れることとなりました。

 

 

 

しかし、我が子、アップル社のことを気にかけていたジョブズ氏は、創業したときのあの気概を決して忘れてはいなかったのです。

 

 

それは、

 

「基準に乗る」のではなく、「基準を新たに自分たちで作り出し、その基準によって独自路線を行く」

 

ということでした。

 

 

 

ボクシングなどの試合のように、相手のペースに乗ってしまうことではなく、自らのペースを作り出し、そのペースの中で闘うことを選んだのでした。

 

 

そうすることで、相手は疲弊するけれど、自分は試合を有利に運ぶことができる。

 

 

「ゲームを支配する」

 

 

このことをジョブズ氏は選んだわけです。

 

 

 

 

確かジョブズ氏が傾倒していた禅宗の教えには、「随処作主」(ずいしょさしゅ)という言葉があったと思います。

 

 

 「どこへ行っても、主になって行動すべし」という意味で、与えられた所や自分が選んだ道に従い、適応して主体的に精一杯生きるということを説かれています。

 

 

禅宗と武道とは深いつながりが存在します。

 

 

私は法華経信仰しているため、禅宗のことはよくわかりませんが、武道の中にその教えや様式が取り込まれているのを感じることがよくあります。

 

 

この「随処作主」という禅宗の教えがそのことをあらわす教えであると私は思うのです。

 

 

周囲の猛反対を「私ができると思うのだからできるはずなんだよ!」と一言で押し切ってのけた、ジョブズ氏の生き方には日本の禅宗の教えがその根底には存在するのだと私は思います。

 

 

そう考えると、日本にまで来てジョブズ氏は禅宗を学んだ人ですから、もしかすると、かつての物づくりのトップにあった日本の影響もあったのではと、私は思うのですが、みなさんはいかがでしょうか?

 

 

 

 

そう突き詰めていくと、そうであった日本には今、その当時の面影はなくなってしまいました。

 

 

物づくりのトップのかつての姿はもう日本には見られません。

 

 

営業スマイルの人たちばかりが目にとまり、反対に職人さんの姿は本当に少なくなってしまいました。

 

 

 

 

日本は貿易加工の国です。

 

 

資源を外国から買って、物づくりをしてできた製品を外国へ売っています。

 

 

日本には資源というものがありません

 

 

それを外国から手に入れようとして武力に働きかけたことから、太平洋戦争が勃発しました。

 

 

これに反対した人々は226事件で殺されてしまいました。

 

 

そうして一度、我が国は滅んだことを私たちは忘れてはなりません。

 

 

 

 

この度、ロシアのことなどのことから、物資の行き来がやりにくくなって物価が高騰して、住宅の建築に使用するもの等の価格が急騰しています。

 

 

そうした国際情勢にとても左右されやすい国であることを考えると、この機会に私たちは「このままで良いのだろうか?」ともう一度見直すことが必要ではありませんか?

 

 

「他国が真似のできないものを造り上げる」

 

 

それをかつて日本はやっていたのです。

 

 

私はジョブズ氏の中にはかつての日本で見たものが彼の中にはあったのではと感じます。

 

 

みなさんはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

AppleのHPに掲載された追悼文

 

  『Appleは先見と創造性に満ちた天才を失いました。世界は一人の素晴らしい人物を失いました。スティーブを知り、共に仕事をすることができた幸運な私たちは大切な友人と、常にインスピレーションを与えてくれる師を失いました。スティーブは彼にしか作れなかった会社を残しました。スティーブの精神は永遠にAppleの基礎であり続けます。』

 

 

 

 

良ければ次のブログもまたご覧ください🙇

 

 

『40年前の初診日を求めて』について [徳島障害年金サポートセンター 運営:ライトハウス社会保険労務士事務所:障害年金専門社労士が全件個別対応!] (lighthouse-sharoshi.com)  毎週月曜日更新!

 

 

『「人にやさしい街づくり」~自転車サークルの先輩との思い出~』 [~障害年金の申請を通じて経済的負担を軽減~『うつ病対策』『自殺防止対策』] (shion-npo.com)  毎週金曜日更新!