『気負うことなく、何かのついでにしよう』について~『くるくるっとね!』(11)
このブログでは、自分自身のうつ病体験から効果があったことをお話ししています。
昨日私は、『鍵山さんの著書のおかげで団地のお掃除を意欲を持って取り組めるようになったこと』についてお話ししました。
今日は、『気負うことなく、何かのついでにしよう』について、お話ししたいと思います。
私は、寝たきりのような状態でないときには、また悪天候でないときには、とにかく原則、朝の10時前後、必ず団地の共用部分のお掃除を続けました。
(結果的には、引っ越しをするまでほぼ約9年以上は続けることとなったわけですが。)
体調が良くないときには、中腰でただ座っているだけのようなときも。
また、折りたたみの小さな椅子を持っていき、ただ座っているだけのときもありました。
とにかく毎日30分、外に出て掃除をしようと外に出ることが目的でした。
(⬆ ここがポイント! 言い訳をつくらないこと!)
うつ病になってない方にはわからないことかもしれません。
人は外に出られないことが続くと、人と会うことが怖いと感じるようになるんです。
(⬆ ここもポイント!)
こんなことはどのお医者さんにも言われたこともないし、誰からも耳にすることもありませんでした。
でも、うつ病を患っていたお隣のおばさんにはこう言われました。
「兄ちゃん、団地の役員をしてきた私が人と話すことが怖くなってできなくなった・・・」
これって放っておくと実は大変なこととなるわけですが、生まれて50年以上も耳にしたことは一度もありませんでした。
(⬆ ここもポイント! 引きこもりにならない!)
「人は誰しも経験していないことはわからない」、それが当然なんですね。。。
このようにして、外へ出ることからはじめて、「掃除はついでに」という心構え?!で続けていたわけです。
(⬇ 実は、ここもポイント!)
「何かのついでにやること」がとても大事なことなんです!
『気負うことなく、何かのついでにしようと思いながら、習慣化してルーチンワークとして自分の日課に取り込むことで、実はストレスを少なくすることができる』んですね。。。
言わば、頑張ることは「外に出ること」だけで良いわけなんです。
(続く)