昨夜のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で作業療法士である藤原茂さんを紹介していました。
藤原さんは、脳梗塞などで身体の不自由を失った方達へのリハビリ施設を作りました。
藤原さんご自身の転機となった、ある方からのメッセージがあります。
『あなたが良いと思う価値観や、患者さんのために良い、正しいと思っている価値観は貴方自身のもの。
価値があるか無いか、正しいか正しくないかは、患者さん自身が決めるものであって押し付けてはならない』
この言葉が心にストンと落ちたそうです。
決していい加減な気持ちがあったわけではないのですが、自分のやろうとしていた事は、患者さんのためにならないはずかない!という一方的な自信やエゴでしかなかった。このことに気が付けたからこそ今の自分があるとおっしゃってました。
そして、
『身体が動けば心も動く』 『リハビリが人生を面白くする』 『病気を経験したからこそこんなに素晴らしい人生があったんだという考え』
この考えではなく、思いやこだわりを作業療法という手法を使って日々患者さんと過ごされています。
涙、涙で番組を見ました。
そして番組の話とは違いますが時を同じくして、加圧スタジオrinato代表森さんのブログにも彼自信が感動したという記事をアップされましたのでご参考まで。