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 大阪のパチンコ屋によく設置してある「nesco」と書かれた自販機で見る缶コーヒーが、写真にあるDEENコーヒーである。2013年末時点でのラインナップは、深煎り、微糖、ほろにが微糖、カフェオレ、ブラックで、夏場にはこれらに加えて275g缶のアイスコーヒーも販売される。現在の販売者は「西日本ビバレッジ」という会社で、住所を見るとコカ・コーラウエストの本社と同じ。そう、この会社はコカ・コーラウエストのれっきとした関連企業。元々は「ネスコベンディング」という独立したベンダーオペレータであった。
 
 
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 この自販機はその筋では有名な、難波のパチンコ屋前にある自販機である。DEEN以外にはコカ・コーラ、リアルゴールド、カルピスウォーター、クリスタルカイザー、ミラクルボディV他サンガリアの製品である。コカ・コーラ系列の会社でありながらコカ・コーラ製品よりもサンガリア製品のほうが多い。そして実はDEENコーヒーも…。
 
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 製造所固有記号「SNG」。そう、サンガリア製なのです。缶にも「JUST ROASTED, GROUND, AND BREWED」と書かれており、これを和訳するとまさに「煎りたて、挽きたて、こしたて」なのだ。で、肝心の味はというと、どれもこれも標準以上の味というか美味。深煎りの香ばしさはもちろんのことだが、驚くのは規格が「コーヒー飲料」のカフェオレ。コーヒーよりも一段落ちる豆の含有量のはずなのに、とても香ばしいコーヒー感。個人的にはDEENで一番美味しいと思う。自社製品には首を傾げたくなるぐらいひどい味のものもあるが、このDEENは本当に素晴らしい出来である。大阪にお立ち寄りの際は是非とも難波まで足を運び、このDEENを飲むことをオススメします。