徒然なるままに書いてみます。

 

 市議会議員になってから6年5ヶ月程度が経ちます。

 初選では実績も無く、当然の様に無所属(自民党籍有り)での挑戦。

21人中15番目にて信任を得ました。

 私見ですが、我が市は政党政治が根付いていませんでした。

 少なくとも自民党に関しては今でもその様なところはあります。

 決して批判などではなく、そう感じるという感想です。

 

 では、何故私が自民党の公認を頂いたのかと言うと、私の目には

『責任政党』といえる党が自民党しかなく応援したいという気持ち。

党勢を強めるには、公認の一人もいなければ、勢いも付かない。

という判断でした。

 

 公認を得ると市民からの支持が減る。というのが当時の通説でありました。国政選挙と違い、市議会議員の選挙は個人戦であり、支持者の中には自民党が嫌いな方も居るからです。

 そういったリスクが非常に高く、公認は取らないというのが常識でした。よほど選挙が強いか、よほどの馬鹿者しか取らないのが当時の状況でした。

 

 その様な中、私は後援会長に『自民党の公認を取りたい旨』を相談し申請を打診。後援会に説明という流れで公認を頂きました。

正直に申し上げると、かなり悲壮な覚悟でしたが、後援会へ私の政治姿勢を形でしめせる。それが誠意だと思いました。

 しかし、支援者は以前と変わらずに接してくださいました。本当にありがたかったです。

 

 時は流れて、いよいよ2期目の選挙が近付きます。

 議会では議席を減らす条例が可決し(私も賛成)定数は20。前回の私は15番目での当選。不利な材料が揃えば党落選上です。

 

 そう、ここで辛かったのが『公認を頂くと支持が減る』というジンクス。前段での県議会選挙の影響もあり、下馬評では私は非常に危ないとの評を得ていました^^;

 挨拶回りに行けば『二度と来るな』と、言われたり・・・

 

 しかしね、私には選択肢は一つしかありませんでした。

前向きに一つです。何故なら後援会と支持者は私に期待をし、私の姿勢を評価していてくれていたから。 どんなに格好悪くても、それに応えたいと思ったからです。

 

 そして、いよいよ選挙を迎えるのですが・・・無事に2期目を迎えることができました。

 ありがたかったのは、地元や後援会は見えていて感謝していたのですが、私が知らないところで自民党の支持者が私を評価してくださった様で大きな力を貸してくれたこと。

 ブレずに自民党であることを前面に出したこと、他市町村の議員の応援などが評価されたのかと。

 本当に感謝でした。ありがとうございます。

 

 ここまで書いて、何が言いたいかというと、最近の離党&集合する人達はどの様な政治姿勢なのか?ということ。

 

 少なくとも、政党を変える時は後援会や支持者に

『どうして政党を変えるのか』『そうしなければ、ならないのか』

を説明すべきだと思うのです。

 そして、それで失う覚悟。

 

 どうも最近見る離党者は『保身のため』に離党している様に思う。

一部には説明をされている人も居るが・・・

 

 確かに、地方の選挙と政党選挙は違う。しかし、あまりにも恰好悪い。行動がではなく『齧りついても守る』ものの対象が。

 

 誰のために議員でいたいのか?というポイントの話です。

 

青臭いかもしれないが、私は常々

『議員は子供達の憧れの対象であるべき』と考えています。

 

今、右往左往している先生方にはどうか人のため、国のために

『どうあるべきか』というスタンスで総選挙に臨んでいただきたい。

 

怒りではなく、これは懇願に近い感情で訴えます。

 

子供が一人も憧れない政治家が国の在り方を決めるなんて悲し過ぎます。

 

お願いしますm(  )m