糸魚川に視察に行きました。
内容は、「防火体制」「防火協力体制」についてです。

まずは、東京駅で同行する、かながわ自民党市町村協議会内の有志方々と合流。

憧れの「かがやき」に乗車♪
{1A49465D-5152-4186-A042-859BD873E1CB}

駅弁はモチロンこれ❗️

{2A49CF8C-1331-42E9-8528-8558555C0508}

いやー早いですね♪
北陸新幹線は革命的に良いですよ爆笑

{E2FE788C-7878-4C34-9912-EF19354B3E29}
駅に着くと、力強い横断幕が!現場に来たんだと実感しました。


視察の前に腹ごしらえということで、地元の料理を食す。
{E1686D6C-3930-4B47-914F-EC0C5600ACC3}
メインは、ブラック焼そば。ツマミでカニ玉チャーハンてへぺろ


{4EE461EB-D3A4-4A95-8697-D29A6736F714}
イカ墨で黒い焼そばはとても美味照れ


そんなこんなで、いざ視察
{E9980C78-DF81-4C02-8DCD-C3F65AEE4FD7}
担当課より、時系列に沿って当時の状況説明を受けました。行政としての説明なので淡々と話しておられましたが、話の内容は苛烈で、それに対応をしたことを思うと頭が下がる思いになりました。

以下、私なりに感じたことを列記します。

【水利の確保】
今回、注目したのはここ。
長時間の放水。
消火栓は水道管に直結しているので、まず問題は無いのですが、防火水槽となると話は変わります。
水槽ですので、当然枯渇する。私にとってこれは盲点でした。
しかし、糸魚川市では昔から山林火災に対応をすべく、コンクリート会社と協定しミキサー車で大量の水を火災現場へ運ぶという手段が講じられていました。山の中ですから、消火栓も防火水槽も有りませんからね。

今回、活躍したのがこれ。
枯渇した防火水槽にミキサー車で水を足して周ったそうです。

我が市での応用を考えたいと思いました。

【避難誘導】
避難誘導に当たったのは自治会や民生委員の方々。それと警察が主であったとのこと。
避難を呼び掛ける時は制服でした方が良い。私服では危機感を感じ取ってくれない。という印象を感じた。

要援護者や高齢者の避難について。
居住地は民生委員さんだけが把握している。
安否確認をしたいが、避難誘導に当たっており、連絡が付きにくい。
今回の事案においては、自治会長が独自に調査をしていて、運良く把握していたこともあり、上手く避難誘導が出来たとのこと。
普段からの地域の繋がりが強かった賜物である。
この点は、個人情報保護と有事の際の必要な情報とのバランスが問われる。

【土地勘】
2市1町が合併した街なので、消防行政区域が実質3つに分かれている状況であり、応援を呼ぶ形になった。当然、土地勘の無い団員隊員もいて、指令側と現場の認識を共有するのが一苦労であった。
我が市でも、指令センターは3市合同で設置しているので、想定すべき状況であろう。

【家屋の耐火基準】
延焼しなかった家屋も存在する。
壁の中は蒸されて酷い状況ではあったらしいが、燃えることは無かった。
そういう家屋は新しいものであり、耐火基準の高い壁であった。
耐震化だけでなく、住宅密集地では耐火壁にも補助を出すのも良いかもしれない。

【復興】
消失してしまった地域は昔ながらの家屋が多かったらしく、再建するにも現在の建ぺい率等の問題で、
現状復帰は難しいとのこと。ここの調整が難しそうでした。

雑駁ではありますが、所感としてはこの辺りかと。

とにかく、いろいろと勉強になる視察でありました。

最後に調整をしてくださった藤沢の宮戸市議、並びに対応をしてくださった皆様
ありがとうございました😊


{D627DF2A-592C-4172-8DD7-25F7C93915BA}

{C360A9C4-066F-473B-B8AE-FD7168A107A7}