風邪をひいて寝込んでいたらこんな時間・・・。

 

さて、

メディアがあまり取り上げないので、知らない方もいると思いタイトルを強めにしてみました。

行橋市議会にて市議会議員を標的にした爆破予告テロがありました。

再発を防止するためにも、取り上げたいと思います。

 

内容は

『小坪しんや市議は差別的な発信をした。議員を辞めろ。さもなくば市役所を火の海にする』

これは分かり易いほどの爆破予告テロ。

ちなみに、小坪議員は差別的な発信はしていません。むしろ、差別的な発信をする人に対して普段から自制を求めるような発信をしています。

 

結果として行橋市議会は爆破テロ犯の要求に従い、小坪議員に対して、共産党の市議が主導して、以下の様な決議(行橋市議会の意思決定)を行った。

『犯人が言う通り小坪議員がSNSで差別的な発信をしたのが原因で、爆破予告があったんでしょ?』←行橋市議会は犯人の意見を採用。発信の内容の考察はしたのか?小坪議員へ事の詳細を訊いたのか?

『爆破テロ犯が怒る様な発信はするな。テロの標的になる様な発信をして、市民国民に迷惑を掛けるな』←小坪議員に言論の自由は無いよ。犯人が誤解するような発信も禁止。という意味

『テロ犯が怒る様な発信は禁止』←テロ犯ではなく、標的の小坪議員の言論活動を規制

 

『謝罪をしろ(誰にするかは不明)。必要な行動をしろ(状況を考えると辞職しろという意味)。』

 

(以上が、私の理解した内容です)

 

以下原文

 

行橋市議会議長  諫 山  直 様

 

小坪慎也議員に対する決議 (案)

 9月8日に、行橋市役所に脅迫の電話があった。この事により、市民に対し、また、市当局や議会においても多大な迷惑を及ぼした。この「脅迫事件」は決して許されるべきものではない。
 これは、小坪慎也議員が、平成28年4月に熊本地震が発生した際、差別的にとらえられるSNSでの意見発表を行った事を発端としている。
 公人である市議会議員は、住民を代表する立場にあり、議会外の活動であっても良識ある言動が求められるのは当然である。
 市民・国民に迷惑を及ぼすような意見の表明は、行橋市議会の信用が傷つけられたものといわざるを得ない。
 行橋市議会は、小坪慎也議員が品位を汚すことの無いよう、公人としての立場をわきまえる事を求めると共に、謝罪及び必要な行動を自ら行うことを求めるものである。
以上、決議する。

平成28年9月12日

行 橋 市 議 会

 

 

提出者

提出者 市議会議員  德 永 克 子
提出者 市議会議員  二 保 茂 則
提出者 市議会議員  大 野 慶 裕
提出者 市議会議員  藤 木 巧 一

 

お分かりいただけたでしょうか?

これは、爆破予告テロ犯にたいしての非難ではなく、

標的にされた小坪議員に対しての非難。

加害者ではなく、被害者に非があると断罪、差別についても どこが差別かの指摘も無い。

 

しかも、決議までの時間が非常に短い。

 

私は何よりも、この早さに違和感を感じます。

 

犯人はきっと、

『行橋市議会が私の言う通りに小坪議員をとっちめた!GJ!!』

『これで、奴もおとなしくなるだろう♪計画通り( ̄ー ̄)ニヤリ』

と、小躍りしていることでしょう。

 

そもそも、テロとは

暴力をもって、政治へ介入することであると私は考えています。

 

その点から、視れば今回は

テロ完遂であります。

 

はっきりと申し上げれば、ろくな審議も無く(決議の素早さから考察)この様な事例を作った行橋市議会には猛省いただきたい。

 

汚名を雪ぐには、決議の撤回か決議の正当性の説明を果たすしかないと思います。

 

しかし、決議までの時間が早い。早すぎる。

考えられるパターンは

①提出者の調整力が高い

②この決議の影響を考慮しなかった。そして、安易にことなかれ主義を・・・

③まさか・・・

 

③は、あまりにも過激すぎるので書けません^^;

 

 

話しは変わり、言論の封殺・・・

小坪議員に比べれば、発信力の低い私でさえ、その様な目に合えば、議員としての活動方針や身の振り方を考えてしまう。

 

どうすれば、思想信条を変えずに活動できるのか?と。

 

最悪、議会で孤立してしまうことも考える。

 

思いっきり、自由に発言し行動すれば組織に留まれません。

でも、たまに自由になりたいな・・と思ったり^^;

 

議員というのは、最後の最後は自分で決断することが求められる。

 

一人になることを恐れてはいけないのかもしれません。

 

ここまで書いたら また熱が・・・

 

 

 

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