今の生活を心配すると地獄に!天国は欲望から?「理趣経」の教え | 凡人だから覚れるブッダの教え

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ツヨシ「お釈迦さまは「欲を捨てろ!」と言いますが、ボクには欲を捨てる」なんて無理ですよ。」

 

仙人「じゃあ、諦めたら?」

 

ツヨシ「ええ?それじゃ、質問の答えになりませんよ。」

 

仙人「今のが質問だったのかい。それなら教えよう。」に綺麗なものも汚いものもないってことさ。」

 

※欲の元「煩悩」と、悟りを目指す「菩提」に違いはない。…不二法門(維摩経)

 

ツヨシ「欲が汚くないって、どういうことですか?」

 

仙人「その前に、、ツヨシがイメージしている「欲」とはどういうものだ?」

 

ツヨシ「はい。女性にもてたい、セックスがしたい、楽してお金が欲しい、他人から褒められたい、王様になりたい、、、」

 

仙人「フフッ、ツヨシらしいな。でもそれらは、一つ間違えるとになるから気を付けな。」

 

ツヨシ「えっ?それじゃ、間違えなければ毒にならないのですか?」

 

仙人「そうさ。欲を満たすためには、努力が必要だろ。女性にもてたいと思ったら、カッコよくならないといけないし。たくさんお金儲けしようとすると、研究して人一倍働かないといけない。社長になるためには、実力をつけて認められないといけない、ってことさ。」

 

ツヨシ「やっぱり、そうですよね。ボクは、楽してお金も恋人も得たいんです。」

 

仙人「そう思うのは、本当にそれを欲しいからじゃないからだろう。欲望が頂上まで高まると、知性では抑えることはできない。それが本当の欲というものだ!」

 

ツヨシ「芸能人やスポーツ選手の不倫ですね。」

 

仙人「ああ、強盗や詐欺だってそうだ。よく考えてみれば、捕まらずに逃げられるわけがないだろ。でも、欲で目が見えないんだよ。それほど、欲にはパワーがあるんだ!」

 

※情熱的な目標を設定すると、モチベーションが高まり積極的になる。…ナポレオンヒル

 

ツヨシ「ボクにはそこまで欲がないですから、、本当は、楽をしたいだけかもしれません。」

 

仙人「そうだろうなぁ。でも、それは「楽したい」という欲なんだ。」

 

ツヨシ「えっ、どうしてですか?欲がないのに。」

 

仙人「欲と言えば、他人の物まで取るような「貪欲さ」をイメージするかもしれない。しかし、ツヨシのように「楽をしたい」とか、「リスクを冒したくない」、「普通であればいい」と言うのが、実は一番危険なんだよ。」

 

ツヨシ「どうしてですか?リスクを冒さないのに。」

 

仙人「うわべだけを見ると、欲がないから安全のように見えるが、それは、「私は自信がない」と言ってるのと同じだ。これってどういうことか分かるかい?」

 

ツヨシ「ボクは、自信がないことばかりですけど。。」

 

仙人「人生は、いつも順調じゃないんだ。だれでも、突然、想定外のことが起きるものさ。その時、(欲という目標に)前向きにチャレンジしてきた者であれば、「俺には、立ち直る自信がある。」と、潜在意識が応援してくれる。でも、、」

 

ツヨシ「それ以上言わなくてもいいです。分かりましたから。でも、欲を持つのは良くないと思います。」

 

仙人「まだこだわっているのか。じつは、欲には二つの欲があるんだ。自分勝手な我欲の「小欲」と、自分と他人を喜ばせる「大欲」だ。」

 

ツヨシ「どちらも欲ですよね。」

 

仙人「ああ、しかし、内容はまったく違う。我欲」の人は、自分の欲を満たすためなら、他人への迷惑を顧みなくなるだろ。殺人、盗人、詐欺、不倫、いじめ、DV、ハラスメント、、どれも自分の欲を満たすためだ。」

 

煩悩の原因は三毒…常に怒る(平常心が保てない)、限りない欲望(感謝できない)、無知(何をすればどうなるかが理解できない)。

 

仙人「それだけじゃない。生活費をつくることに固執すると、心は「私は貧乏だ」とか「私は豊かになれない」と認識するんだ。そのため、生活を守るどころか、もっと地獄に向かう。」

 

⇒ どれだけ悩んでも悩みは解決しない?賢い方法は同じ悩みを解決した菩薩に会うこと!

 

 

ツヨシ「う~ん。。我欲に執着することが良くないのは、分かりました。でも、大欲なら良いのですか?

 

仙人「ああいいさ。私たちは、大欲の人たちの恩恵を受けているんだからな。

 

ツヨシ「また分からないことを言い出しましたね。」

 

仙人「すまん、すまん。たとえばだ、、ライト兄弟は「空を飛びたい!」との欲望から、世界で初めて有人の動力飛行を成功させた。そのお陰で、飛行機に乗って海外旅行に行ける。このように恩恵が受けられるのは、ライト兄弟に「強い欲」があったからさ。」

 

ツヨシ「ふ~ん。そうなんですねぇ。」

 

仙人「しかし、電球を発明したエジソンの場合は、ライト兄弟の「我欲」とは少し違うんだ。エジソンは、「必要は発明の母」と言ったのを覚えているかい?」

 

ツヨシ「知っています。その頃は電気がないから、すぐに暗くなったんですよね。だから、電球を作れば、「みんなが喜ぶだろう」って思って研究したのでしょ。」

 

仙人「よく知っているじゃないか。エジソンの場合は「みんなに喜んでもらいたい!」という欲望だったんだ。これを大欲と言うんだ。」

 

※大欲…「自分を犠牲にしても他の人を助けよう」という利他の心。

 

ツヨシ「ボクなんかに、エジソンのような立派な考えは起きませんよ。」

 

仙人「フフッ、自虐ネタかい?でも、心配しなくていい。我欲と大欲は紙一重だからさ。

 

ツヨシ「どういうことですか?」

 

仙人「ああ、100億円ほしい、みんなから認められたい、という我欲を満たすためには、大きな成功(ビジネス)をしなければいけないだろ。そのため(収入を得る)には、お客のニーズを満たさないといけない。ビジネスの収益は、お客を喜ばした見返りだからな。」

 

ツヨシ「あっ?エジソンの言った(必要は発明の母の)意味が、今分かりました!エジソンは、電球を発明すれば、大金持ちになれると信じていたんですね!

 

仙人「その通りだ。エジソンは欲の塊だったんだ。ところが、エジソンが偉いのは、我欲に止まらずに、電球をいっぱい売って「世界中の人を幸せにしよう」と考えたからだ。」

 

ツヨシ「そうだったのですね。それじゃ、ボクもエジソンも、同じ我欲の塊ということですね。」

 

仙人「そうさ、はっはっはっ」

 

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【今日の学び】

 

★我欲は恥ずかしいことではない。しかし、我欲(小欲)に止まらず大欲にまで育てることが大事。
 

※我欲…一般的な欲のほかに、生活の安定だけを考える、自分を守る、他人や周囲のことを考えないことも含まれる。

 

☆小欲(我欲)にフォーカスすると、成功の機会が来ても見えない。大欲にフォーカスすると、成功の種が次から次へと発見できるようになる。

 

★大欲になると、自信が生まれ、落ち着いて思考ができる。そして、積極的な人になる。

 

☆小欲と大欲は、どちらも同じ心であるから、瞑想で心の状態を観察することが大事だ。

 

⇒ 自分一人の利益がみんなの幸福になる?「大乗」の真実

 

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