私の患っている依存症は、「アルコール依存症とクレプトマニア」
この2つの依存症は、一見関係の無いように見える。
「摂食障害とクレプトマニア」を考えてみると。
摂食障害の中には「過食嘔吐」=「たくさん食べては意識的に吐く」行動がある
これが依存症になっている。
食べては吐くため、無駄な食費がかさみ食品を万引きするという関係。
私の場合も同じ、
アルコール依存症でお酒をたくさん飲み酒代がかさむため、お酒を万引きする。
クレプトマニアから回復するには、摂食障害やアルコール依存症から
回復する必要があることがよくわかる。
2つ以上の依存症を持つことを、クロスアディクションと呼ぶ。
クロスアディクションには相互関係があることが多い。
肝心の依存症から回復する方法だけれども、いくつか挙げたい。
●必須なのは「自分は依存症であることを認めること」
当然のこと。
病気を治療するのに「自分は病気でない」と思っていたら
適した治療を受けるわけがない。
しかし、摂食障害やクレプトマニアは依存症の意識がない人がわりと多い。
ギャンブル依存症のように「●●●依存症」と言う病名ならわかりやすいのに。
●医療機関へ受診する
依存症は精神疾患だとブログに書いた。
専門医療機関(心療内科や精神科)へ受診することをお勧めする。
プロの先生だから依存症の患者をたくさん診ている、心配することはない。
●自助会へ参加する
依存症は理解されにくい、だから孤独になりやすい。
自助会へ参加してお互いを理解し、回復のために励ましあおう。
私は、心療内科で断酒プログラムを受け、クレプトマニアの自助会へ参加している。
顔を見たことはないけれども、1対1で話せる人柄が判っている断酒仲間もいる。
●代替依存を見つける
依存と言うのはすべてが悪いことではない、良いこともある。
例えば趣味などは分りやすい。
「草野球」がものすごく好きな人がいるし、私のように「卓球」が好きな人もいる。
これら趣味も依存行動だ、良いことだから依存と呼ばないだけ。
この良い依存行動を、たくさん繰り返し行なおう。楽しいことだから苦痛はないだろう。
良い依存行動で問題依存行動との優先順位を変えようと言う考えだ。
恐らくだけれども、私の場合、アルコール依存症から回復すれば、クレプトマニアから
回復しやすいだろう。
急いではいけないけれども、依存症から回復したい。