チャンネル銀河で放送中の「星漢燦爛」原題「月升滄海」
４３話まで視聴しました。
若い二人、凌不疑（呉磊ウー・レイ）と程少商（趙露思チャオ・ルースー）はいい雰囲気になったのにドラマですからね、簡単にはいきません。次々苦難が・・・
太子妃の積もる痴情のもつれから梁家で事件が
凌不疑と程少商により、事件は解決しますが、これは黒幕に利用されたものであり、狙いは太子（汪卓成ワン・ジュオチョン）失脚であるという凌不疑。
その黒幕は・・・越妃は兄・小越侯をぶちます
小越侯は越妃を皇后に、三皇子を太子にしたいから企んだのね。
実はその様子を聞いていた文帝と凌不疑。
そして話は孤城の件へ。
文帝と凌不疑の登場に慌てる小越侯、すべてを話します。
小越侯はただ乾安王の救援を遅らせようとしただけで、乾安王を殺し、宣氏の兵権を奪ったのは彭坤だろうと。
凌不疑も雍王が武器をすり替えていた、だから10日は耐えられるはずが2日持たず、多くの将兵と舅父が亡くなったと文帝に報告します。
小越侯は爵位剥奪、皇陵の墓守をさせることに。
太子妃は庶民に落とされ、北宮送りになります。
そんな中、寿春の守将である彭坤が造反したとの知らせが
孤城の件を知る彭坤ですからね、凌不疑が出征することに。
彼のために甲冑を作る程少商、出征前夜、少商は密かに軍営に潜入し・・・みんな気づかないふりして凌不疑の居場所がわかるような会話して
凌不疑と黒甲衛の絆は凄い
特に性格の違う梁兄弟はいいよね、いつも一言多い弟君
そして出陣式、凌不疑は程少商が作った甲冑を着て
鶏ではなく鴛鴦の羽が施されている甲冑・・・私が待っていると思い出すように。鼠のような兎の刺繍・・・少商が兎年だから。
今作は思わぬところで笑わせてくれます
だから困難があっても楽しめます
そんな彼女に屋敷の印章を渡す凌不疑。こんなにも深まった二人なのに・・・
さあ、凌不疑がいない中、銅牛県に向かった程始が銅牛県令の顔忠と銅を運び出して敵に投降したと伝わり、曲陵侯の家族は投獄、兄弟・程承、程止は免職にして監禁、長子程詠夫婦は辺境の軍営で拘束されます。
少商は、令牌と命令書を偽造して家族に会いに行きますが、廷尉府侍郎になった袁慎（李昀鋭リー・ユンルイ）のおかげで、偽造がバレずに家族に会えて・・・こんな緊迫した状態ですが、牢での会話はまた笑わせてくれます
こんな状況でも暗くならないのが今作の良いところ
少商は荷車に紛れて銅牛県の城内へ侵入を試みます・・・
一方、凌不疑は寿春への食糧の補給を断つべく補給隊を襲撃し梁将軍を捕らえます。
いやー、ここでも「鶏のような鎧をまとって・・・」と梁将軍にバカにされる凌不疑
そんな中、自軍の犠牲を最小限に抑えるため寿春が自滅するまで待つ構えの凌不疑でしたが、銅牛県の事件と程家投獄、少商が都から逃亡したとの知らせが入り・・・。
梁将軍に聞く凌不疑「これは鶏か鴛鴦か？」「鴛鴦」と答える梁将軍。梁将軍は
でしょうね
ホント、緊迫の場面でもクスってしちゃうこの作品
それにより解放しますが凌不疑一人荷に紛れ込んで彭坤を人質に
凌不疑と彭坤の周りは兵に囲まれ・・・でも強い凌不疑
そして少商の甲冑が刀から守ってくれて城門を開けることが出来、味方の兵が突入
無事に彭坤を捕らえて寿春を平定
少商が向かったであろう銅牛県へ・・・
袁慎が廷尉府侍郎になったことで色々少商に関わってきました。今までは天敵のような関係でしたが、これからは彼が色々少商を助けていくのでしょうか。
その分反対に凌不疑、気になります。
前回の「欺かれない限り私は決して裏切らない」と言う少商の言葉はいずれ凌不疑に欺かれるのか
そして今回、「復讐することで愛する人を傷付けたら・・」と言う凌不疑の言葉も気になります。
二人の絆は深まりましたが、まだまだ色々ありそうです。
まずは銅牛県で二人は会えるのか、そして程家を救わないとね
今作は親子、兄弟、男女と色々な愛憎劇が描かれていますが・・・
太子妃、彼女は自業自得ではありますが、太子の曲泠君への眼差しを見ていたら、そして彼自身もっとはっきりした態度を取っていたならば違っていたのではと思ってしまいました。
文帝、皇后、越妃も３人いい雰囲気であり、いいバランスではありますが、皇后にしたら自分は大事にされているけど文帝と越妃の仲を見たらやっぱり寂しさ感じちゃうよね。
越妃は「陛下の皇后への想いと敬愛は決して私に劣らない」と言うけれど・・・皇后と越妃が争わない二人で文帝良かったよね。
さあ、物語も佳境に入ってきました。最後に向けて色々ありそうですが、今まで通り苦難の中にもクスっとさせて、辛すぎないことを願ってます。
少商がいないと家を壊しだす凌不疑
甲冑を届けるために軍営に侵入、そして二人の家の話に思わずキス
鴛鴦の羽、兎の刺繍
袁慎のおかげで家族に会えて
これは鶏か鴛鴦か
