BS日テレで放送していた「大秦帝国-QIN EMPIRE-」原題「大秦帝国之裂変」全51話見終わりました。

見応えありました。すごく良かったです!!

天下統一を果たした「始皇帝 天下統一」を見てからこのシリーズの1番初めを見て・・・そうなのよ、この改革がなかったら秦は天下統一できてなかった、きっと滅んでいたわよね。

それだけに改革をすることの難しさ、大変さが・・・そしてこの新法を守り続けることの大切さ、大変さが凄く伝わりました。

もう何度も泣いてしまいました泣くうさぎ

 

改革を進め、いかなる時も法に従う商鞅(王志飛ワン・ジーフェイ)、そんな彼をいつも信じ、守ってきた秦国君主・贏渠梁(侯勇ホウ・ヨン)。

この二人の絆が本当に強く、だからこそ数々の困難や反発があっても乗り越え改革を進めることが出来ました。

この二人の互いを想う心に打たれ、だからこそ気持ちよく見れました。

しかし人には寿命があります。

余命僅かと悟った渠梁は自分亡き後の商鞅を心配してあらゆるところに密書や密命を託し亡くなります。

渠梁が商鞅を守るための密書や密命でも法がすべての商鞅にとっては・・・必要ではなく、かえってそれが旧貴族たちの策に利用されてガーン

最初からおじいさんだったのに20年よくぞ好機をじっくり待っていました甘龍、新法に反発し、商鞅を恨んでいた旧貴族たちを集結させ動き出します汗うさぎ

 

そして贏虔もまた死を装ってまで動き出します。彼にとって商鞅への恨みは忘れない。でも彼は大局を見る目はある。

商鞅への恨みはあっても改革は認めているのよね。

 

商鞅を思う者たちと旧貴族たちがぶつかり血まで流れて・・・それを鎮めるには贏虔と商鞅は同じ意見だった。

贏虔は商鞅を殺せば新法は続けられる。商鞅も私の死が秦にとって有益だと。

そしてそれを冷静に理解できる嬴駟(劉乃芸リウ・ナイイー)で良かったあ。だって今作に続く「大秦帝国 縦横〜強国への道〜」の恵文王ですものね。

商鞅と嬴駟がじっくり話し、お互い納得できた上での酷刑決定で良かったです。私はもっと悲惨な最後を想像していたから。

そして処刑場がまた泣けます。

貴族たちは謀反を企て国を乱したとか勝手な罪状述べるけど、民衆は知っています。彼の偉大な功績を!! 「商君万歳、秦法よ永遠なれ」の合唱にも表れてます泣くうさぎ

最後に商鞅が甘龍に放った言葉がいいチョキ

「私は死してなお生き続ける。そなたたちは生きながら死んでいる」

そうだよね、彼の新法は生き続け、天下統一へと導いたのよね。

そして駆けつける白雪(高圓圓ガオ・ユエンユエン)、あれは毒酒!? 二人で飲んで先に彼女が倒れ、抱きしめながら彼も倒れたから・・・車裂きの刑になる前に死んだ。

雪が降りいい場面なのにーなぜ雪が泡雪の結晶・・・最後の最後にちょっと残念汗うさぎ まあ、だいぶ前の作品だから今ほどいい機材がないのでしょうね。

でもでも本当にいい作品でしたチョキ

商鞅と渠梁の絆だけでなく、共に改革に携わった景監も車英も最後まで裏切ることなく、彼らの絆も心地よくて感動しました。

そして太后をはじめ、白雪、荧玉(齐芳チー・ファン)、玄奇(苑冉ユエン・ラン)と女性陣がみんなできた人物で本当に綺麗でしたキラキラ

彼ら彼女らの想いに何度も心が熱くなりました。

大秦帝国シリーズの中でも1番御贔屓いないし、馴染みの人も少ない作品でしたが、もしかしてこのシリーズで1番好きかもしれません。それだけ見応えありましたチョキ

 

あと半年の命の渠梁に玄奇から「妻にしてください」泣くうさぎ

 

渠梁の死泣くうさぎ

 

同胞が殺し合ってはいけない泣くうさぎ

 

荧玉、一夜で白髪に泣くうさぎ

 

嬴駟、商鞅から最後の教えを乞う、そして白雪と共に泣くうさぎ