お正月気分も終わりですね。
というか、今年は大地震に飛行機事故とお正月から心穏やかではありませんが・・・今後は明るいニュースが舞い込んできますように
ところで皆さんはお雑煮のお餅いくつ食べますか
我が家はサトウの切り餅ですが、夫は5つ、お義父さんは3つ、息子は4つ、私は3つ・・・もう、お餅焼くのが大変
毎年こんな感じです。
友人に聞くと2つという意見が多かったですが、我が家は他の料理が少ないせいかしら・・・
さて今年最初に見終わったのはチャンネル銀河で放送していた「始皇帝 天下統一」原題「大秦賦」全78話です。
「大秦帝国」から始まって「大秦帝国 縦横〜強国への道〜」「昭王~大秦帝国の夜明け~」を経てついに天下統一をなした秦国です
シリーズ最後だけあってどの作品よりもスケールが大きく歴史超大作でした。
只今視聴中の「大秦帝国」の孝公から今作の秦王・嬴政(張鲁一チャン・ルーイー)に至るまで7代、140年かかって秦は天下を統一しました。
今作では荘襄王(辛柏青シン・バイチン)と呂不韋(段奕宏ドアン・イーホン)が出会い、趙国での人質から秦国に戻って後継者となっていく。
そして息子・嬴政へと引き継いて新たな人材・李斯(李乃文リー・ナイウェン)らが加わりより賢く強い国となっていく秦。
優秀な人材がいて彼らの話を聞いてくれる嬴政だったからこそ秦は強大な国になっていったのでしょうね。
数々の偉業を成し遂げた嬴政、水路の完成、文字や貨幣や計量単位の統一、そして封建制から郡県制へ。
嬴政の王としての才覚が凄かったです。
文句の多かった宗室も納得させ、秦国は嬴政中心にどの国よりもまとまっていたと思います。
ここに来るまで物語がとっても面白かったです。
数々の困難を乗り越えて・・・秦を中心に6国の思惑、画策をわかりやすく描いていて毎回見応えがありました。
そして最後の10話くらいで各国を滅ぼしていきます。
作品は秦の天下統一を描いたものなので見ている方も天下統一を自然と応援していたような気もしますが、滅ぼされていくさまを見ていると様々な思いが・・・
「趙人の恥」を見て「領地を持つ600石以上の士の全員の首をはねろ」「太后の旧居5里以内に住む者全員生き埋めにせよ」とか、水攻めとか、情に厚い嬴政ですが、時折狂気な姿があるのよね
そして結局は戦いによって降伏させていくわけですから大勢の犠牲者が出ているわけで・・・
今の世でも戦いがあるわけで・・・天下統一を楽しみに見始めて最後は嬴政や臣下たちと共に私も感無量になるかと思いきや、色々なことが頭をよぎり微妙な思いでした。
これによって太平の世が続いたのなら喜べたかもしれませんが・・・この後、秦はあっという間に滅亡したのですから。
そうなんですよね、どんなに優れた人も命は尽きるので引き継ぐ人がいないと・・・これはいつの時代でもどの社会でもいえることですが。こう考えるときりがありませんが・・・。
でもでも紀元前に中国で初めて中華統一をなした嬴政、そして政治改革をし、世界遺産として後世に残る大事業も成し遂げた嬴政は凄い人物でしたよね
そんな嬴政だからこそ優秀な人材が集まり才能を発揮できたのでしょうね。
「始皇帝」中国ドラマ好きじゃなくてもみんながこの名前だけは知っていますよね。
それを描いた今作は歴史物としてそれぞれの画策や思惑、そして情感を見事に描いていてとっても見応えありました
今作は徹底的な時代考証とありましたが、歴史に詳しくない私は今作がどこまでこの時代と合っていたのか分かりませんが当時本当にこんな建物や武器、衣装だったのかしらと驚いています。
そしてベテランの男性陣が色々見せてくれた中で、出番は少なかったけど嬴政の妻たち、羋華、離秋ともにできた人物で清楚な美しさに目を惹かれました
親友韓非の死
なかなか従わぬ趙人、さらに「趙人の恥」を見て
荊軻、秦王の暗殺
6国最後の斉、ついに降伏
ついに天下統一