チャンネル銀河で放送中の「始皇帝 天下統一」原題「大秦賦」49話まで視聴しました。
本当に丁寧に描いた作品、嫪毐(葉項明イエ・シャンミン)の処刑までこんなに長くかかるとは・・・
秦王・嬴政(張鲁一チャン・ルーイー)は呂不韋(段奕宏ドアン・イーホン)に「嫪毐が行動を起こす前に殺せば殺した者は罪に問われる。だが謀反を起こした後、殺すなら正当な行為だ」と言いましたが、謀反を起こすよう仕向け、それを予想して策を練っていた秦王・嬴政であるけれど・・・大勢の人が亡くなって、凡人の私としてはこれが最善の方法だったのかと思ってしまいました。
でもこの出来事が秦の民を団結させ、親政の確固たる始まりにふさわしいとも言えますが・・・
ずっと嬴政を想っていた冬児が扶蘇を守って亡くなりました
嬴政は雍城へ発つ前に冬児に何を言おうとしたのかとっても気になります。
彼女を守れなかった樊於期は逃亡。
そして太后・趙姫(朱珠チュウ・チュウ)は幽閉、嬴虞は腰斬の刑、そして嫪毐は車裂きの刑に。
でもでも嫪毐を尋問した李斯(李乃文リー・ナイウェン)は何とも嫌らしい尋問の仕方、わざと呂不韋の名前を言わせて・・・李斯だって嫪毐のもとへ嬴虞を送ったくせにって思いますが。
嫪毐を太后・趙姫のもとに送った呂不韋を処刑する声もありましたが、それを説き伏せ、呂不韋を領地の洛陽へ異動させることで決着をつけた秦王・嬴政。
呂不韋の出立には姚賈、王綰、蒙武など多くの人たちが見送りに来てくれて、その中には李斯もいて大王と秦を彼に託して・・・そして最後に大王の命で王子・扶蘇の顔を見れた呂不韋、さらに王子の玉佩を賜り、感無量の呂不韋だったでしょうね。
彼がいなければ先王は秦に戻れなかったし、大王にもなれなかった。親政を遅らせはしたけど秦と先王、そして嬴政のために尽力したことは確かですよね。
さあ、呂不韋が去り、親政が始まりこれから天下統一に向けて進むはずが・・・宗室が我らを重用しないと騒ぎ出します
わあ、またしても渭陽君・嬴傒(周鐵ジョウ・ティエ)が・・・彼の人生は葛藤と板挟みの苦悩だらけね。
秦は他国出身者の臣が多い、それは優秀な者を重用した結果です。宗室の脅しにより他国出身者の臣を追い出したことでこれから政務がどうなる
口ばかりで治国の才がない者ばかりでは・・・まだまだ天下統一は遠いです
そして新たにあの宦官・趙高(李欣澤リー・シンズー)が登場し、秦王・嬴政付きになりました。
彼についてはどの程度まで描かれるのでしょうね。
あ、でも彼の悪行は嬴政が亡くなってから
とにかく若手イケメンいないのですが、皆さんいい役者揃いで見応えあってわかりやすくて面白いです
多くの方に見て欲しいです。
ドラマとは言え、日本ではこの時代のドラマは見かけないのに中国ではこんな壮大なことが起きていたのです。
謀反を起こした嫪毐の処罰を母に問う嬴政
嫪毐は仲間に抑えられ、秦王・嬴政は民に迎えられ
冬児の死を知る
ついに嬴虞、嫪毐処刑
呂不韋、出立
新たな波乱、騒ぐ宗室