チャンネル銀河で放送中の「始皇帝 天下統一」原題「大秦賦」38話まで視聴しました。
大まかな流れこそ知っていますが、さほど歴史に詳しくない私は、毎回どうなるのってワクワク楽しんで見てます。
もう、髭も生えちゃったから22歳にもなっていないとは思えない秦王・嬴政(張鲁一チャン・ルーイー)ですが・・・太后・趙姫(朱珠チュウ・チュウ)も呂不韋(段奕宏ドアン・イーホン)も加冠の年を延ばしなかなか親政をさせてくれない。
このままでは天下統一の好機を逃すと心ひそかにイライラの秦王・嬴政。
そんな彼の右腕になった李斯(李乃文リー・ナイウェン)。
そんな中で呂不韋が太后・趙姫のもとへ送った嫪毐(葉項明イエ・シャンミン)、彼は偽宦官なので太后・趙姫に寵愛され二人の子も授かり・・・誰にも知られないようにしていましたが、李斯が女官の密告で知ります。
でもこのことはまだ彼は秦王・嬴政に伝えないのね。
秦王・嬴政と呂不韋の板挟みとぼやく太后・趙姫に「私がいます」と嫪毐
さあ、ついに太后・趙姫と嫪毐が動き出します。
呂不韋と重臣たちの反対を押し切って嫪毐を爵位・長信候に、そして領地も与え・・・これによって嫪毐は傍若無人になっていく
太后が後ろ盾だから誰も逆らえない。
こんな状態でも李斯は秘密をばらさないのね。
嫪毐の件で太后と呂不韋の亀裂を利用するために・・・
こうなったら今まで親政を延ばしていた呂不韋も秦王・嬴政の親政を支持するしかないわよね・・・
今作は秦を中心に六国を上手く描いていて、それぞれの思惑も分かりやすく丁寧に描いてくれているので思ったより頭使わずに毎回楽しめています
そして人間ドラマであり、人間だけに完璧な人はいない。長所も短所もある。
それぞれに国を思う、民を思いながらも計算がある、欲望も野心もある。
だからこそ面白いのですが、それだけに善悪を決めるのは難しいです。
良心に従っていたら国は治められない、天下統一はできない。あっちでもこっちでもそれぞれの思惑による画策だらけです。
ドラマとして見ていて面白いですが、ふと今の世の中を考えるとみんなそれぞれの思惑で画策していると思うと何を信じていいのか・・・討論も発表もその言葉の裏には何がって思ってしまいます。
人の感情、考える力はある意味凄いですよね。
ドラマの面白さの中に色々考えちゃいます。
さあ、そろそろ太后・趙姫と嫪毐の関係がバレるわよね
物語の半分まできました。後半やっと親政が始まるでしょうか。どう天下統一していくのか楽しみです。
韓趙魏楚燕斉 順番よね。
ところで楚の黄歇は「ミーユエ 王朝を照らす月」で黄軒(ホァン・シュアン)さんが演じていましたよね。
その黄歇が実は楚の太子の父だったなんて さらには先王の長男も次男も彼の子だったなんてびっくりしました
成蟜の死
傍若無人の嫪毐は実は利用されている・・・
嫪毐の爵位に・・・各国から祝いの使者
城を手にするだけでは意味がない
扶蘇誕生
段奕宏さん、どう見てもスタッフっぽい