NHKBSプレミアムで放送中の「上陽賦 運命の王妃」原題「上陽賦」38話まで、本来なら61話くらいでしょうか。
さあー、佳境ですよ
またまたいいところに大王、登場でしたね
蘇錦児裏切られ賀蘭箴(袁弘ユエン・ホン)に引き渡された王儇(章子怡チャン・ツィイー)は蕭綦(周一囲ジョウ・イーウェイ)の義兄弟の子や龐癸が人質になっていると知り、さらに彼らから蕭綦が死んだと聞かされて・・・人質の解放を条件に賀蘭箴との婚姻を承諾します。
その頃、都では皇帝になった馬子澹(楊祐寧トニー・ヤン)は蘇錦児から王儇が死んだと聞かされてショック
そんな中で蘇錦児がなんと貴妃に
でもその後、馬子澹は王儇が生きていると知ると忽蘭に王儇を助けに行くと言い出し・・・大臣たちに軟禁。
いよいよ賀蘭箴と王儇の婚礼、人質は解放され・・・でも忽蘭にはあの王倩いるし、賀蘭拓の企みもあって忽蘭王が殺され賀蘭箴、王儇捕まり、賀蘭箴は彼女を守って殺され
さあ、こうなるとそうです、蕭綦が兵と共に登場 素早く賀蘭拓を捕らえたから忽蘭の者は手出しできない
死んだと思った蕭綦と再会できた王儇
蕭綦たちは民たちと共に寧朔に戻ります。
そして無実の罪で死んだ兵士らの屈辱を晴らすためにも真相を明らかにすると都へ向かいます。
途中、あちこちの反乱軍を鎮圧しながら10万の兵で都へ。
蕭綦を阻止できない重臣たちは逆賊の罪を一時的に免じて都入りを許可するという詔書を出しますが・・・
跪かず自分で読む上げる蕭綦
もう、やっぱり蕭綦はカッコイイ
良いところに現れるし、吊るされた仲間たちの遺体を1人で秘かに葬むって、寧朔でもなかなか門を開けてもらえなかった時も横暴にならず、開けなかった劉将軍に対しても無礼を謝って・・・本当の人格者
そんな彼の部下だった宋懐恩(劉端端リウ・ドワンドワン)、大臣たちから女や金を貢がれて断らない。でも女遊びや金にニヤけている姿は描かれていないし、出だしの横領の件もあやふやのままイマイチ彼の本質がわかりにくい。
王藺(于和偉ユー・ホーウェイ)の養子の言葉にすごく嬉しそうだったので彼の身分への思いはとても強いのは明らかですが。
あんなに蕭綦を慕っていたのに・・・すべては身分への劣等感と王儇を好きになったことでしょうね。
蕭綦を説得しに来た時の顔つきも全くの別人のようだった宋懐恩ですからね。
そしてもう一人、王儇への執着で愚行に走る男、馬子澹。
彼女を得るために卑劣な手で皇帝となった馬子澹ですが、せめて根本賢い人だったのだから政にも尽くせば少しは見直せたのに落ちる一方です。
今作、すべての出来事が女性絡みなのよね。
そしてそして生きていた王藺、演じる于和偉さんが上手い
静を見る微笑ましい表情と奥に秘めている冷酷な心、彼がいることで作品が面白く感じます。
さあ、さあ、物語は本当に佳境です
私は最後まで見ちゃっていますがNHKBSプレミアムでも残り5話、王儇を欲する馬子澹そして宋懐恩、権力が欲しい王藺、真相を明らかにしたい蕭綦、すべての男たちに関わる王儇、どうなっていくでしょうね。
助かった蕭綦は・・・
蕭綦が死んだと聞かされ
蕭綦登場
「もう、離れない。共に生き共に死す」
無邪気に喜ぶ玉岫、しかし夫は・・・
初めは1番情けない男だったけど皇子3人の中で1番まともだった