衛星劇場で放送していた「美人骨~前編:周生如故」原題「周生如故」全24話見終わりました。
大まかな内容は知っていたけど・・・21話くらいから一気に話が動きます
今までは小南辰王・周生辰(任嘉倫アレン・レン)の読みは一歩先を行き、数々の難題をすり抜けてきたけど・・・陰湿な広凌王・劉子行(王星越ワン・シンユエ)の罠は見抜けなかったあ
皇帝になった劉子行にとって漼時宜(白鹿バイ・ルー)への執着がすごかったからこそ誰よりも邪魔な存在となってしまった周生辰。
いくら強い周生辰でも自分以外の人の命が関われば・・・捕まるしかない。
でもなんて残酷な処刑の仕方、皇帝をも羨む美人骨だからか6時間にもわたり骨を削る刑だなんて 中国ってたまに想像を絶する刑がありますよね
彼の処刑を知らないのにその時間悪夢にうなされ続ける漼時宜
漼時宜は何も状況を聞かされぬまま、口を利くことを絶ちます。母・三娘から「周生辰が謀反を起こして処刑された」と聞かされても声を出さずに泣いて、だからこそより見ている方は辛い
母が密に渡した周生辰の血で書かれた文字「この一生、天下に負い目はないが 十一には申し訳ない」
この言葉に漼時宜の想いは・・・
母は貴嬪に冊封の儀の時、平秦王や楊邵(何奕辰クー・イーチェン)の助けを得て漼時宜を逃がそうとしましたが・・・大勢の者を巻き込んで漼時宜が逃げるわけがない。
愛する周生辰がいない世ですから・・・
それにしてもこの母、どんな男たちより賢く、情もわかり、肝も据わり、国にとって人にとって何が大事がわかっている凄い人でした。
そして劉子行、なぜわからないの。周生辰をあんな殺し方して漼時宜があなたを受け入れるはずがない
彼は野望や欲というより執着が異常になっていた、ただただずっとあの絵姿だけが一筋の光として生きてきた劉子行でしたからね・・・
そしてこの悲しい結末は周生辰が信じていた配下の秦厳が戚真真に脅され裏切った時から始まった気がします。
彼が事実を周生辰に報告して劉徽を守っていたなら・・・
そして楊邵、彼は常に仕える人を間違っていた、なぜだろう 彼自身は道理をわかっている人なのに。だからこそ最後の活躍があったのでしょうね。
「宮廷衛士の花嫁」では何奕辰さんは悪役だったけどちょっと気になっていた俳優さんでした。
今作、最後にあんなに重要な役割を果たすとは・・・今後の俳優としての活躍を楽しみに。
そしてそして国のためにただただ尽くしてきた人たちの末路が悲しくて悲しくてそしてそれを理解してない人たちに対して腹立たしくそして悔しくて・・・周生辰亡き後の北陳を見たらわかるよね。
ちょっと「上陽賦」の豫章王も浮かんでしまいました。
周生辰が「本音とは心に秘めて封印するもの」と話していたのが印象的。彼の人生をよく表している言葉です。
そして口を利くことを絶った漼時宜が最後に口にしたのは「周生辰、あなたに嫁ぎに行く」嫁ぎに旅立ったのね・・・
さあ、これから後編、現代でどんなストーリーが待っているのか、私には想像つかない。ハッピーエンドらしいですが・・・
自ら捕まる周生辰
周生辰、刑執行
周生辰の死に声も出さずに泣く漼時宜
周生辰の血で書かれて言葉
漼時宜の想い
「周生辰、あなたに嫁ぎに行く」
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