昨日の夕方から東京も風も強まり一気に寒くなってきました。今日の最高気温は4℃だとか。
受験シーズンだし、皆さん、気をつけてくださいね。
さて衛星劇場で放送中の「清越坊の女たち~当家主母~」原題「当家主母」26話まで視聴しました。
26話はもう、号泣しちゃっいました
曽宝琴(楊蓉ヤン・ロン)の申し出を断る織造局・李照(王雨ワン・ユー)、彼は双面緙の技法は欲しいけどそれより欲しいのは曽宝琴でした。
彼はずっと彼女を想っていたのね。
彼が必死に勉強し科挙を受けたのも、悪徳官吏になったのも曽宝琴を身請けするお金を稼ぐためでした。
でも一歩遅く、お金を用意した時には任雪堂(徐海喬シュー・ハイチャオ)に身請けされた後でした。
補填にも使わず、彼女のための財宝、それを彼女に渡すと・・・そんな彼の想いを利用しようとした曽宝琴、でも李照も好きなだけに彼女をわかっていた、だからさらに上手だった
でもこれは邪道な策、失敗してよかったです。ただただそれほどまでに曽宝琴は沈翠喜(蔣勤勤ジアン・チンチン)を助けたい、その気持ちは凄く伝わりました。
そしてそんな気持ちは彼女だけじゃない
沈翠喜処刑の日、刑場に訪れた人々が、口々に「殺さないで」「無実だ」「善人の極みだ」「濡れ衣だ」と叫ぶ。
まだ7歳の秀山も「母の最期を見届けなかったら僕は不孝者になる」と自ら望んで刑場に もう、この姿に泣けて・・・
そして曽宝琴が最後に賭けに出ます
「青き天と黄色い大地が証人です。私は命を懸けて沈翠喜は無実だと断言する」と跪きます。すると任如風(李逸男リー・イーナン)も林舒芳(張慧雯チャン・ホイウェン)も次々跪き「無実だと断言します」と、そしてそれは人々にも広がって執行人までもが跪き・・・こういう民衆の力は泣けます
それでも刑を執行しようとする蘇州府・曹文彬、そこになんと任雪堂が登場 「私は死んでいない」
さらに呉巡撫が兵と共に現れ・・・「曹文彬は非道このうえない、衆生の敵であり、国の害だ」と
曹文彬は捕まり、沈翠喜は釈放されます。
7年ぶりの死んだと思っていた任雪堂に沈翠喜、曽宝琴、秀山、そして弟・任如風の思いは・・・
任雪堂はこの7年、張飈を追って大海原の島々を巡っていたと言いましたが・・・彼女たちはそんな彼の嘘を見抜きながら何も言わず。
でも弟・任如風はこの7年間、辛かっただけに、苦しんできた義姉たちを見てきただけに叫んじゃうよね
7年、長いですよね。本当に色々なことが起き続けた任家でしたからね。
任雪堂は情のある沈翠喜と愛する曽宝琴に真正面から向き合うことを避けて逃げてしまったの
彼が戻ったことでどうなるのでしょう
彼は彼女たちとどう向き合うのでしょう。
そして彼女たちは・・・沈翠喜と曽宝琴はもう、彼が戻ったからと二人の絆が変わることはないでしょうね。
数々の苦難を乗り越えて絆が深まった女たち、苦難で成長した弟、こんな任家に彼の居場所は・・・
彼の話を静かに聞いていた沈翠喜と曽宝琴の表情が印象的です。
今作、衛星劇場だし、今人気の若手イケメンいないし、ヒロイン若くないし・・・見てる方少ないかもしれないけどまた言っちゃうけど多くの方に見て欲しいです。
女性陣のキャラが良いし、途中退場ですが今作の茅子俊(マオ・スージュン)さんすっごく良かったし、若旦那の任如風の成長ぶりは頼もしいし、演じる李逸男さんもなかなかいい男ですよ また曲もいいですよ
衣装も髪飾りも落ち着いた趣があってもちろん刺繍も見応えあります
李照の想い・・・でも
任雪堂はこの二人の女性とどう向き合うのでしょう。