チャンネル銀河で放送中の「鶴唳華亭~Legend of Love~」原題「鶴唳華亭」39話まで視聴しました。
どんどん気が重たくなってきます。でも役者陣は見事だし辛いながらも面白いと思うことも多々あるので見届けなければという思いで見ている感じです。
この作品はどこに向かっているのでしょうっていつも思いながら見ていますが、見ていくほどに明るい希望が薄れていきます。
ただただ天子とはこんなにも非情にならねばならないのか、それゆえの孤独と苦悩、そして後継者である皇太子とはこんなにも微妙で難しい危い立場なのだと知らしめるドラマなのかと・・・
そう、国の上に立っても神ではない完璧な人間でもない、だからこそ苦しみもがく姿を描いたドラマなのか・・・血の繋がった父子なのに。
一喜一憂、悲喜交々しながらドラマは進んでいきますが、一憂や悲しみの方の度合いが大きいから見ていて辛い。
聡明で凛々しい皇太子・蕭定権(羅晋ルオ・ジン)の策にやったーと思えるのは束の間、その後にドーンと突き落とされる
でもついに中書令・李柏舟を追い詰めた皇太子・蕭定権、あのいつも上手をいっていた中書令・李柏舟がついに捕まったのです
でもそんな喜びより、やってくれた張陸正 企んで陸英、陸文普をあっという間に処刑したー
もう、このドラマいい人、無実でも助かりません
その後、李柏舟も処刑されますが、陸英、陸文普の処刑のショックで彼の処刑は私の中では薄れてしまいました。
皇帝・蕭睿鑑(黄志忠ホアン・チーチョン)も目をウルウルさせながら監国としての皇太子・蕭定権を褒めたのに・・・その経緯に・・・刑部も戸部も手中に納めたのかと激怒
そしてとてもいい人、皇太子妃・張念之(程小蒙チャン・シアモン)が顧内人が陸文昔(李一桐リー・イートン)だと知って 跪いて謝ります
本当なら皇太子妃になる人、そしてその父と兄を自分の父が処刑した 陸文昔も皇太子妃・張念之も辛すぎるよね。
でもそれをちゃんと謝れる皇太子妃・張念之なのに趙貴妃の宴で毒が
本当にいい人ばかり亡くなる、辛い作品です
そして犯人にされる顧内人こと陸文昔、一瞬真相が暴かれると喜んだのに、顧内人を救うために臣下を動かし過ぎた皇太子・蕭定権。
これは皇帝が1番嫌うこと
「第二の李柏舟になればいい!」皇帝のこの言葉に初めてハッとした皇太子・蕭定権でしょうね。
皇帝の「失望した」の言葉が怖くて常に頑張ってきた皇太子・蕭定権ですが、兵権を持つ伯父・顧思林とその息子・顧逢恩(鄭業成ジェン・イェチョン)が常に皇太子・蕭定権の味方ですからそれだけでも皇帝には疑心が湧くのに他の臣下たちまで動かせる力があると知ったら・・・
「子の過ちには父が罰を与えねば・・・」とわあー、捕まるはずの趙貴妃がなんと皇后に封じられた ここまでするか
これには皇太子・蕭定権のショックは半端ないですよね
こんないい人が亡くなる中でいつも追い込まれながら助かるヒロイン。そうですよね、ヒロインが途中では死にませんよね。でもだからか、陸文昔は聡明だけどその気の強さが皇太子・蕭定権をどんどん追い込んでいるように感じてしまいます。
彼女の拷問の様子や辛い表情の李一桐さん、本当に悲痛で上手いと思いつつも涙腺弱いはずの私が彼女の場面では泣けなくて・・・。
陸文昔の様々な行動や表情がどんどん皇太子・蕭定権を引きつけてますよね。なぜこの場になぜこんな時間に挨拶
なぜそんな眼差し ・・・皇太子が引きつけられて当然と思えて。
もっと彼女には常に凛としていて欲しかったのかも。
そして愛する人たち、誰も救えなかった皇太子・蕭定権はより陸文昔だけは救おうとしますからね。
これがまたこのドラマの1つの見せ場でもあるでしょうが、宗正寺の場面では「運命の桃花」を思い出しました。
九宸の剣の前に自ら首を切りに行った霊汐を
あの場の皇太子・蕭定権の辛さはひしひしと伝わってきましたが、彼がこんなにも追い込まれているのに「無実の者が不当に死んだら必ず濡れ衣を晴らしてくださいますよね」と問うなんて。
何だか私、自ら剣に飛び込んでって思ってしまって・・・どこか陸文昔を受け入れられずにいる私なのかなあー
いやいや彼女は無実なのに父兄のようには死なない、張陸正に復讐しないとね。それが彼女ですよね。
今回のことで多くに人が皇太子・蕭定権と顧内人の関係の深さを知りましたよね。
李柏舟は亡くなりましたが、趙貴妃は皇后となり、斉王・蕭定棠(金瀚ジン・ハン)がちょっと強気に出てきたり、張陸正も曲者だし、素性がわからない許昌平(王雨ワン・ユー)が凄く気になります。
そして長州での顧逢恩たちの戦いも気になります。
また何を考えているのか視聴者がそれぞれ想像することが多かった皇帝ですが、最近は心の声が流れて彼の考えが明白になってきましたね。
あー、李柏舟いなくなったのにこの父子は・・・
さあ、次週も見るのに力が必要な今作ですが、見届けるぞ
陸父子、李柏舟処刑
顧内人が陸文昔と知って
皇太子妃が
宗正寺で・・・
皇太子・蕭定権には顧内人を切ることなんかできない、その代償が、趙貴妃が皇后
明るい笑顔見ないとね
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