人って日常生活の中で大なり小なり演じてるよね
面接は求職者と会社の究極の猫かぶり対決だと思うけど
たったの数十分で他人の何が分かるんだろう
私は昔っから演じるのが苦手だし下手だ
嫌いな人に笑顔を向けるなんて出来ないし
思ってもないお世辞を言うなんて絶対無理
どこからどう見ても愛想が無くて世渡り下手
子供の頃から「可愛げがない」とよく言われたけど
私からしてみれば表面はニコニコと接しておいて
陰で悪口を言ってる大人が気持ち悪くて仕方なかった
私みたいのは学生の時は何とかなってても
社会人になるとそうもいかなくなるわけで
ブラックで目を付けられ、理不尽の嵐と戦ってきた
黙って流しておけばいい場面でもそれが出来ない
大勢の人が選択するのとは別の道を選んでしまう
無駄に正義感が強くて融通が利かない
冗談を真に受けてしまうタイプなんだと思うわ
集団行動には向かないと自分でも分かっている
周りとコミュニケーション取る必要がある職種は
もともと私に向いてなかったんだろうな
それでも入社当時はにこやかにしようと頑張ったけど
いいところがあれば転職するぞって思ってるように見える、とか
心の中では笑ってないような笑顔だ、とか社長に言われた
(さすが経営者、鋭いな...)
まぁその通りですけど何か悪いんですか?
就職するタイミングが氷河期じゃなかったら
ちがった人生だったのかもしれないと思ったりする
正社員で働けることは運がいいのだと言い聞かせ
四半世紀もブラックで我慢し続けてきたけれど
最近はもう無理かもしれない、もう限界かなって
毎日思いながら惰性で仕事をしている
一日が終わって卓上カレンダーの日付を消すとき
今日もなんとか一日を塗りつぶせたことにホッとする
金銭的には安定しているけれど精神的には最低最悪
この生活をいつまで続ける?と自問自答している
明日は月曜日
また新しい一週間が始まってしまう