なんだか2週間くらい前から首が痛くて

最初は寝違えたかー?くらいに思ってたら

だんだん痛みがひどくなってきて整形外科に行ってきた

 

数年前にも同じ症状があって整形外科で

頸椎ヘルニアのなりかけです、って診断受けて

薬と湿布ですぐ良くなったから、今回も同じだろうと

気軽に行ってみたらレントゲン写真を見せられながら

「重症気味のストレートネックです」と言われてしまった

 

通常、首の骨って緩やかにカーブしてるんだけど

それがストレートを通り越して逆側にカーブしてた

 

しかも、頸椎の形が良くないとか動きも良くないとか

ものすごい言われて、将来的なことも考えて今から

リハビリした方がいいですよってことになって

先生は順序立ててテキパキ説明してくれるんだけど

私は予想外のことで、えぇ...はぁ...しか言えず

 

結局押し切られる形でリハビリを予約

生まれつきの骨の形状プラス長年の姿勢の悪さで

こうなったのは理解できるわ、筋金入りの猫背だし

意識はしててもなかなか良い姿勢キープは難しいね

 

小学生の頃、全校集会で並んでると私が猫背だから

先生がそっと後ろにきて両肩掴んでぐいっと直されてたのを

覚えてるけど、あれが本当に大嫌いだったな

 

他人に触られるのが嫌いな上に、直されるっていうのが

お前はダメなんだぞって言われているようで

毎回毎回、先生に対して触るんじゃねーよと思ってた

嫌な思い出のひとつ

 

 

 

今回も薬と湿布貰ったんだけど薬局で見かけた

母娘(多分嫁ではないと思う)が印象的だった

高齢な母親とその付き添いであろう中年女性

 

私が薬局に入った時、その母娘はすでに薬待ちだったけど

とにかく娘が母に対して当たりがキツイ

 

「私のカバンは触らないでって言ってるでしょ!」

「いつから薬飲んでるのかって聞いてんの!」

 

狭い薬局内に響く娘(っぽい人)の怒気を含んだ声

薬剤師さんも何も言えなかったよね

 

こういうのを見て母が高齢なのにかわいそうって

思う人は多いだろうけど、私はまったく思わなかった

 

これまでの時間の積み重ねは誰にも分からないし

この中年女性は大変な思いしてきたんだろうな

それでも付き添いしてくれるなんて優しいわ

私だったら付き添いなんて無理!と思ってた

 

 

最後、帰る時も階段でもたつく老婆に

「そっちじゃないでしょ!」

「後ろはいいから前を見てよ!」ってダメ押し

 

チラッと顔を見てみたけどどこにでもいるような

フツーの老人と中年女性だった

この女性も別の場所では愛想よくしてるだろうし

つくづく人間って多面体な生き物だなと実感する

 

この老婆が毒親だったのかどうか分からないけど

今受けている対応がしてきたことの答えなのだろう

 

 

整形外科って老人の巣窟だから付き添いも多いし

ここまでして?というような人を見ることも多くて

自分の人生の終わり方を考えさせられる

 

人に迷惑をかけないで終わりたい

とりあえずリハビリ頑張るか