生きていく中で壁に当たると家庭環境って大事だよなぁと実感する。

 

物事をポジティブに捉えることが出来るか、

ストレスをうまくやりすごせるか、

嫌いな相手にもそつなく対応できるか、などなど。

 

要は、自己肯定感を持っているかどうかなんだろうな。

 

うちは機能不全家族だったけど、大人になってから気づいたよ。

子供って自分が置かれた環境しか知らないから。

 

 

子供のころ、家の中でガラスを割っちゃったとき

母親は「何やってんの!」と怒鳴り散らして、

父親からは無言でビンタとげんこつ。

 

それが普通と思ってたけど、完全に狂ってたな。

 

そのあと、住んでる地域の運動会があったときに

同級生と遊んでたら、会場だった学校のガラスを割っちゃったんだけど、

偶然見ていた知らないおじさんが「大丈夫?ケガしてない?」って

聞いてきたこと、心底驚いたの今でも覚えてる。

 

怒られるって身構えたけど、心配してくれるのがあまりにも意外で。

 

 

家庭って人としての基礎を作る場所だから

大切にされて育った人とそうでない人は同じではないと感じてる。

 

いい年して親のせいにするなっていう意見もあるけど

どこに生を受けるかは自分ではどうしようもないし。

そういうこという人って恵まれた環境で大切にされたんだと思う。

それか子供のころに信用できる大人がいたか。

 

本当に基礎がしっかりしていないと

その上にどんなに素晴らしいものを築いてもダメなんだよ。

 

コンクリートの上にビルは建てられても

泥の上に同じビルを建てたらどうなる?

 

一瞬、上手くいってて幸せになったように感じても

結局は自己肯定感がないか低いことでいつの間にか崩れていく。

 

大人になってから自己肯定感を身に着けるのって大変。

下手したらただの勘違い自信過剰人間になるし、

長い間もがいてるけど、あんまり変わらないな。

 

やっぱり人間の根本は変わらないのかも