韓国の統計ねえ | こりあうぉっちんぐ

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2020/10/3 朝鮮日報

【記者手帳】市場が信じない統計に今後もこだわり続けるのか

 

 

 

「それは韓国鑑定院の統計じゃないですか。韓国鑑定院の統計をいまだに信じているんですか?」

 

 証券会社のアナリストや不動産の専門家たちに韓国の不動産市場の分析と不動産価格の展望を尋ねた際、最もよく聞く言葉の一つだ。国土交通部(省に相当)傘下の韓国鑑定院がソウルの不動産価格について「下落した」と発表する一方で、民間機関のKB国民銀行が「上昇だ」と逆の結果を発表することが最近急に増えたからだ。

 

 ソウルのマンション(1戸)の平均価格が10億ウォン(約8950万円)を突破したという民間の統計について、与党議員(共に民主党ソ・ビョンフン議員)が「純粋に記者が取材したというよりは、バックに巨大な勢力がいると考える」と述べたところ、自嘲交じりの失笑と鬱憤が噴き出した。「逆に韓国鑑定院の統計が異常なのに、民間統計を何かの勢力だと言って攻撃している」「突然、勢力になった」といった反応だ。

 

 市場では徐々に、KBの不動産統計の方を信頼するというムードが固まりつつある。韓国鑑定院の統計とKBの不動産統計の動きが文在寅(ムン・ジェイン)大統領の就任後から大きくかけ離れていったが、結局KBの統計の方がずっと現実をしっかり反映していると判断したからだ。

 

 韓国鑑定院は2012年5月から週単位で不動産価格の変動率を発表してきた。この時点から李明博(イ・ミョンバク)政権末期の2013年2月までの約9か月間で、ソウルの不動産価格は-6.62%(韓国鑑定院)、-3.89%(KBの不動産統計)下落した。朴槿恵(パク・クンヘ)政権では在任期間にソウルの不動産価格は15.33%(韓国鑑定院)、10.06%(KBの不動産統計)上昇した。双方の統計に5ポイント前後の開きがあったが、これは両機関の調査方法や標本が異なっているためと考えられる。

 

文在寅政権に入ると、その差が20ポイントまで開いた。文在寅政権の発足後、ソウルの不動産価格は11.65%(韓国鑑定院)、30.90%(KBの不動産統計)上昇した。「何かがおかしい」という反応が出るわけだ。国土交通部の実取引価格を見ると、価格上昇が約10%にとどまっているマンションを見つけるのが困難だ。そのことからも消費者たちは皆、どの統計が実態に近いか知っている。それなのに、なぜ政府だけが知らないのか。

 

 もちろん、そんなに誤った統計なら無視して自分の判断で動けばいいじゃないか、という反論も出るかもしれない。しかし、そう簡単にはいかない。懸念されるのは、政府の政策に対する不信感が高まりかねないという点だ。誤った統計に基づいて考えられた政策は、誤った方向に進む可能性が高い。すでに3年間だまされ続けた多くの国民が、政策に対し不信感を抱いている。

 

 国土交通部の金賢美(キム・ヒョンミ)長官は就任あいさつで「数字で現実を歪めないようにしよう」「現場で国民の体感度に基づいて話をしよう」と述べていた。その通りだ。しかし、現時点でその2点は全く実行できていない。誤った数字で歪められた現実を見ているのは政府だし、その数字を基に政策を打ち出したところ国民の体感度も地に落ちた。韓国鑑定院の統計が政府に対する不信感を増大させているのではないか、と振り返るべき理由がここにある。

 

コ・ソンミン記者

 

 

 

1 

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/09/29/2020092980168.html

 

 

 

2 

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/09/29/2020092980168_2.html

 

 

 

引用ここまで

 

 

 ああ、これはねえ・・・・・・統計というのは自らを知る鏡のようなものなんですが、韓国じゃしばしばそれが歪んでいるんですよ。

 

 何度も書いてきましたが韓国じゃ願望が現実以上の現実でしてね。現実の韓国とは別のキレイナ韓国を信じ込みたがっているんです。

 

 不動産統計なんてものもそんなものですね。現実がどうであろうと韓国当局は自ら信じたい数字を発表し続けるんですよ。

 そういうことをやっているから精強なはずの韓国軍はあっというまに北朝鮮軍に釜山にまで追い詰められたんですけどね。

 

 だから韓国が発表するGDPなんかの数字なんかどこまで信じられるか。別にどうでもいいとは思いますけどね。外貨準備高だって信用できないという国なんですから。