乞食の強さは | こりあうぉっちんぐ

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2020/10/1 朝鮮日報

【コラム】北朝鮮には失うものがない

 

 

 

 

 北朝鮮が非武装の韓国人を海の上で射殺しても失うものはない。逆に韓国は自国民が射殺されたのに明確な責任追及がみえない。人を殺したほうが萎縮して相手の顔色をうかがうべきなのに、どうしたことか殺されたほうが用心深い。北朝鮮の立場で今回の事態をみれば、計算書が出てくる。

(1)射殺しても好評を受ける

金正恩(キム・ジョンウン)委員長は韓国公務員銃撃射殺を通じて韓国政治の対北抵抗力を試すことができた。北朝鮮の立場では対南浸透力だ。おそらく結果は大満足であろう。謝罪通知文を送ったところ「啓蒙君主」「二度の謝罪は異例」という与党の反応が飛び出した。事実、これは射殺責任を認めたというよりは南側の責任のせいで北朝鮮領域で起きた不幸な事態に対する遺憾表明とみられるが、とにかく通知文一つで韓国政府と与党の態度が変わった。これによって巻き起こった韓国内の葛藤を観戦する楽しみは「デザート」として楽しんでいる。

(2)失う金がない

2008年7月、北朝鮮金剛山(クムガンサン)観光地区で韓国人観光客が北朝鮮警備兵の銃に撃たれて亡くなった。その後、北朝鮮のドル箱だった金剛山観光が中断した。観光地は絶景を楽しみ、日常を離れて休む場所であり、軍人の銃に撃たれて死ぬ場所ではないためだ。ところが今回は政府が反倫理的民間人殺害犯罪に対してどれくらい対応するのか不透明だ。むしろこれまで断絶した南北関係を元に戻す好機と感じているのではないかと思うと怖い。真実糾明と再発防止、被殺者賠償がないまま南北関係が復元されてしまえばこれが前例として残り、今後未来政府と国民に途方もない負担として作用するだろう。

(3)北方限界線(NLL)拒否再確認

謝罪2日後に登場した「領海侵犯」主張は北朝鮮が今回の殺害事態をどれくらい戦略的に利用しているかを見せている。北朝鮮は一度も西海(ソヘ、黄海)NLLを認めたことがない。韓国の若者が命を捧げて自らを犠牲にして、その力で守っているにすぎない。今の政府が南北首脳会談の成果として前面に出した2年前の9・19南北軍事合意書にも、北朝鮮がNLLを認めたという部分はなかった。青瓦台(チョンワデ、大統領府)は北朝鮮領海侵犯主張に対する回答を避けた。北朝鮮は今日すぐにでもNLLを形骸化しようとしているのではない。10年経とうが50年経とうが、執拗にNLLを拒否し、時期がくれば軍事攻撃を加えて相手に内紛として諦めさせようとしている。

 

(4)軍事情報取得はボーナス

韓国軍と与党は殺害された公務員に越北意図があったと発表した。軍当局は越北意志と断定した出処を非公開としたが、その一方で「根拠なく発表していない」と断言した。それなら軍と与党に訊ねたい。軍事情報収集手段の露出の可能性を甘受するほど殺害公務員の越北情況を明らかにすることが重要だったのか。また、当事者の死亡によって最終確認が不可能な状態で、家族が否定している越北情況をなぜ強調するのか。

情報取得の出処を明らかにしなかったからといって北朝鮮がどこから漏れたか分からないはずがない。何が漏れたか分かった瞬間、どこから漏れたかも分かる。すでに北朝鮮軍は情報システムの穴を埋めているだろう。もしかしたら北朝鮮軍が逆の情報を流したのではないかとも疑うことができる。相手の穴がどこにあるかを知るために、逆の情報を流し、相手がこれを把握したかを確認して逆に穴を捜し出す伝統的な方法だ。

北朝鮮に失うものがない理由は、このように相手である韓国が冷徹かつ執拗で一貫性を持って対応していないためだ。一貫性に関する限り、北朝鮮のほうが上だ。韓国は政府が変われば北朝鮮政策も変わり、通知文一つでも変わる。米国も指導者が変わるため、突然、米朝関係が不安定になる。

ところが北朝鮮は政権樹立以降、今まで一貫して変わらないものがある。北朝鮮政権樹立以降、今までみせた彼らの至高至善は北朝鮮中心の統一、すなわち赤化統一だ。過去には戦車を率いて南にやってきたこともあるが、今はそれが不可能なので我慢して他の方法を模索しているだけの話だ。北朝鮮はこのように挑発も対話も、相手を料理する同じ価値の手段にみなしている点で一貫している。対外政策において、国際社会の常軌や道徳性という基準はない。1999年6月、韓半島(朝鮮半島)東側では金剛山観光が行われているのに、西側では北朝鮮軍が韓国海軍を攻撃する精神分裂的な状況が起きたのがその前例だ。

北朝鮮といつかは対話を再開しなければならない。ところがこれは北朝鮮が変わるからではなく、対話の他にはこれといった代案がないためで、また何とかして北朝鮮と韓国の利益が交差する点を作り出すことが対話の方向であり前提だ。そうではなく、北朝鮮が押し引きする対南圧迫術に引っ掛かり、「啓蒙君主がお出になった」式の錯覚に陥って北朝鮮の相手をすれば、身ぐるみをすべて剥がれてしまうだろう。

チェ・ビョンゴン/政治外交安保エディター

 

 

1 

https://japanese.joins.com/JArticle/270766

 

 

 

2 

https://japanese.joins.com/JArticle//270767

 

 

 

引用ここまで

 

 

 

 ああ、これはねえ・・・・・何度も書いてきましたが失うものがない国というのは強いんですよ。失うものはせいぜい人民の命ですし、そんなものは北朝鮮ではタダに等しいんですから。

 しかし一応は高度に経済発展した韓国では失うものが多すぎるんですね。

 

 従って韓国では北朝鮮の脅迫に常に屈しているんですね。何年か前に北朝鮮は、対南工作は完了した、と豪語していましたが、それはある程度は正しいんです。

 

 韓国には北朝鮮に追随する勢力がある程度は存在しますが、北朝鮮じゃ韓国に追随する勢力など牢屋の中か土の下にしかおりませんから。

 

 まあ乞食の強さといいますかね。捨て鉢になった乞食に一般市民はちょっと太刀打ちできませんから。北朝鮮は一国を挙げた乞食なんですね。

 

 同じ共産国家でもベトナムは遥かにマシですしね。キューバだってそうです。そういう国々に民度で劣るというのはかなり難しいと思うんですが、北朝鮮は軽々とクリアしてしまうんですね。

 

 こういう国が隣にあるのは・・・・・・そういえば神様に日本は素晴らしすぎる、と訴えたものがいたそうですが、神様の答えは、安心しろ。隣に朝鮮を置いていた、とのことでした。

 ジョークになっていないのが何ともなんですが。