韓国人は政治に夢を見ますからね | こりあうぉっちんぐ

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2020/8/30 朝鮮日報

【朝鮮日報コラム】危うくだまされるところだった

 

 

 

 「チョ・グク元法務部長官事件」がなかったら、今ごろはどうなっていただろうか。反則と偽善は覆い隠され、チョ・グク元長官は大統領街道を突っ走っていたかもしれない

 

 

(中略)

 

 チョ・グク氏の事件は、親文左派の偽善も暴き出した。庶民大衆の味方を自任していた左派知識人たちが、味方の貴族のような特権については口を閉ざした。口さえ開けば「公正と正義」を叫んでいたのに、チョ・グク一家の反則と不公正についてはかたくなに肩を持った。もう一方の側の過ちについては非常に残酷だった彼らが、味方の過ちには目をつぶるのを目の当たりにし、人々は偽善的左派の正体を目撃することになった。「進歩」ではなく、「陣営」の奴隷であることが明らかになった。もし、それがチョ・グク氏でなかったら、分からなかったかもしれない。真実を悟らせてくれた彼に対し、感謝くらいすべきなのかもしれない。

 

 

(中略)

 

 

 弱者の味方と言いながら、弱者を苦しめる政府となった。貧しい人をさらに貧しくし、貧富の格差をむしろ拡大させる政策に走った。法の前の平等を訴えたかと思うと、実際は法治の破壊者だった。大統領の友人を当選させようと大統領府が選挙に介入したという疑いまで持ち上がった。権力機関を政治から独立させると言っては、検察を掌握しようとあらゆる手段を導入した。フェミニズム大統領と言いながら、味方の権力型セクシャルハラスメントには目をつぶった。

 

(中略)

 

 文政権の「ごまかし」国政は、もう少し長引く可能性もあった。逆説的に見て、総選挙での圧勝が政権の実体の暴露を前倒しした。176議席に酔いしれた権力が、最小限の自制力まで失ってしまったためだ。国会常任委員会を独占し、論議を呼んでいる悪法を審議もせずに押し進め、検察総長の選出に全てを投入した。与党幹部クラスのある議員は「検察は大統領の忠犬でなければならない」と言った。「世の中が変わったということを確信できるよう仕返しする」との脅迫まであったが、彼らの世界観は軍事独裁政権時代と大差がなかった。制動装置もなく傲慢に走り切った結果、自ら正体をさらしてしまった。

 

 約3年の国政詐欺劇で国の財政はめちゃくちゃになった。遅ればせながら、今からでも多くの国民が真実を知るようになったことは、不幸中の幸いだ。文政権がより緻密で慎重を期していれば、5年にわたって国民の目を欺くこともできただろう。それでも国運は尽きないようだ。危うくだまされるところだったという言葉がおのずと出てくる

 

朴正薫(パク・チョンフン)論説室長

 

1 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/08/28/2020082880189.html?ent_rank_news

 

2 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/08/28/2020082880189_2.html

 

3 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/08/28/2020082880189_3.html

 

引用ここまで

 

 

 朝鮮日報は寅さんが嫌いですからね。しかし韓国の政治家なんぞは皆こんなものでしょう。

 韓国の政治は理念型といえば聞こえはいいんですが、実務家がのし上がってくる日本と違い、大統領は直接選挙ですから、人気投票のようなものなんですね。

 

 それで誰とは言いませんが、アレやらコレやらの愉快な方々が。退任後は概ね逮捕されますし、中には崖から飛び降りた方もいましたな。

 

 だまされたとか書いていますが、彼らは自らをだましたんですよね。

 

 ああ、この人なら・・・・・と思うんでしょうが、残念ながらどれもこれもアレなんです。しかし夢を見ずにはいられませんから、少しアレな人でも。

 

 別にいいんじゃないんでしょうか。政治家に聖人君子を求めてはいけません。彼らは実務家であればそれでいいんです。