2018/9/3 朝鮮日報
生活費稼ぎに路上でキムチ売る北朝鮮の在外公館の妻たち
北朝鮮の在外公館の職員たちが深刻な外貨不足にあえいでいる、と米国の自由アジア放送(RFA)が1日、報じた。特に、ロシア・ウラジオストク駐在の職員の妻たちは、生活費を稼ぐために路上でキムチなどのおかずを売っていることが分かった。
(中略)
RFAによると、ウラジオストクの別の消息筋は「最近、路上でおかずを売っている北朝鮮領事館職員の妻たちが話題になっている」として「まるでロシアの伝統市場でおかずを売る高麗人のようで、ある種の同情を買っているようだ」と話しているという。
この消息筋は「外部の人との接触を厳格に禁じられている北朝鮮の在外公館職員の家族たちが、どういう経緯で路上で商売を始めたのか不思議な部分がある」としながらも「高麗人社会では、公館職員らは路上でおかずを売るほど生活費に困っているのだろう、と同情する向きもある」と話した。
ウラジオストクを訪れたある脱北者はRFAに対し「たまたま通りを歩いていたら、故郷の言葉でキムチを売っている女性たちを目撃した。郷土料理に出会ってうれしかったが、一緒にいた現地人から、北朝鮮領事館の職員の妻たちだと聞かされ、同じ女性として気の毒になり、キムチとおかずを買った」と話したという。
ピョン・ジヒ記者
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/09/03/2018090303381.html
引用ここまで
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これは別にどうということも。大躍進時代の中国もそうでしたが、北朝鮮にはカネがありませんからねえ。
毛沢東は自力更生とか言いましたが、要するに、お前らを養えないから自分で食っていけ、ということですな。
今の北朝鮮も同じことです。在外公館を維持する力もないんですね。
そういうことは何度も書いてきました。
昨年6月の朝鮮によれば”北朝鮮は、欧州圏の不動産賃貸料が高いという点に着目。ポーランド・ルーマニアなどで公館の建物の一部を外部の業者に賃貸し、「外貨稼ぎ」を行ってきた”・・・というように不動産業のアルバイトをしていたんです。
それでポーランドなどは”ポーランドが自国内の北朝鮮大使館に対し、同大使館が不法賃貸行為を行っている外交用地の返還を要請”・・・していましたな。
別に不動産業だけじゃありません。外交官には外交特権というのがありますから、北朝鮮は徹底的にそれを利用するんです。
昨年10月の朝鮮日報が書いていましたが、彼らは”パキスタンの北朝鮮外交官らは第三国から「外交行事での使用」を名目に免税価格で酒類を購入し、パキスタンの闇市場で売りさばいては外貨を獲得するとして以前から非常に評判が悪かった”・・・なんてこともやっていたんですね。
何といいますか・・・・・貧すりゃ鈍する、としか言いようがないですな。
貧すりゃ・・・・・
