2018/8/19 朝鮮日報
【コラム】「超高齢社会」日本で花開くサロン文化
(前略)
日本では今、サロン文化が花開いている。全国にサロンは約6万カ所あるという。ほとんどがお年寄りのためのシニア・サロンだ。5-10人が集まってサロンを開く。夜間のみ営業する飲食店を昼間に借りてサロンとして使うこともあるし、区役所が近所の空き店舗を一時的に貸してくれることもある。そこに行けば毎日知っている人がいて、会話を交わす。毎週順にメンバーの家に集まって昼ご飯を一緒に食べるサロンや、囲碁・将棋・生け花などの趣味を楽しむサロンもある。
(中略)
日本のサロンは、韓国の敬老堂(お年寄りが集まって趣味などを楽しみながら過ごす建物)をベンチマーキンブしたものだ。約10年前、日本の高齢社会専攻教授が韓国の敬老堂文化を見学したこともあった。ところが、今は逆になった。韓国の敬老堂文化は廃れ、活発なのは地方くらいだ。高齢者対象のアンケート調査によると、敬老堂に行かない最も大きな理由は「私はそれほど年を取っていない」というものだった。敬老堂は名前からして変更する必要がありそうだ。小規模化・多種多様化して、都市型の集まりに進化させなければならないと思う。
(以下略)
東京=金哲中(キム・チョルジュン)医学専門記者
1 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/08/17/2018081701822.html
2 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/08/17/2018081701822_2.html
3 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/08/17/2018081701822_3.html
引用ここまで
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記者はこれでも東京特派員なんですよねえ・・・・・肩書は医学専門記者ですから、日本文化に対する理解なんぞはジョン君以下なんでしょうな。そのジョン君も相当にヒドかったですが。
しかし幾ら馬鹿でも”日本のサロンは、韓国の敬老堂(お年寄りが集まって趣味などを楽しみながら過ごす建物)をベンチマーキンブしたものだ”・・・というのはないでしょう。
平安時代に書かれた「源氏物語」でも「枕草子」でも貴族社会のサロンから生まれたものですよ。二つとも誕生時期は西暦1000年代初期です。
当時はアメリカなんぞは存在していませんでしたし、ヨーロッパにもろくな読み物はなかったのです。
殺伐とした戦国時代にもサロンは存在していました。織田信長が好んだ茶の湯に由来するものですな。
200数十年に渡って平和な社会が続いた江戸時代には、町人が旗本と同座して俳句を詠んだりしていました。そういうサロンから多色刷りの画法が生まれましたが、その一座を主導していたのは旗本の大久保巨川でした。
韓国・・・・・というより歴史的朝鮮にそういうサロンが存在していたのかねえ。それに朝鮮はどういう文化的所産を生んだんだ?

ゴッホは浮世絵の模写もしていましたけどね。