2018/5/22 東亜日報
フランス 揺れる出産強国
フランス・パリ西部の郊外にある国立カトゥールビル病院には、毎年3千人以上の子どもが生まれる産婦人科がある。この病院の著名な専門医、ジョエル・プレシュアラルト産婦人科課長は先月12日、病院を訪れた記者に対して、「病院にいると出産率が下がっていると感じる」とため息をついた。
(中略)
フランスの悩みは突破口が見当たらないことにある。これまでフランスは、欧州の他の主要国とは違って、移民流入ではなく出生数が死亡者数を上回る人口学的要因で人口が増加した。しかし、ベビーブーム世代が終わり、人口減少が予想されている。昨年のフランスの出生数は死亡者の数より16万4千人多かったが、これは第2次世界大戦以後、最も少ない数だ。
(中略)
プレシュアラルト氏は、「出産医療支援がなかったなら、フランスで生まれた子どもの3%が生まれることができなかったと予測されているが、支援が減るのでそれにともなう影響もあるだろう」とし、「それでも(出産率下落の)最大の原因は、若い女性が結婚と妊娠を先送りするムードのためだ」と分析した。フランスのパリ第4大学のローラン・シャラール教授も、「米国は08年の経済危機直後に出産率が下がったが、フランスはそのような傾向でも例外だった」とし、「出産率の低下は経済的問題より80年代中盤以降に生まれた女性たちが以前の世代より子どもを産みたいと思う気持ちがあまりないことの影響が大きいようだ」と指摘した。
http://japanese.donga.com/Home/3/all/27/1327441/1
引用ここまで
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フランスが出産強国ねえ・・・・・東亜日報は書いていませんが、フランスはヨーロッパ最大の移民強国(笑)なんですよね。
そしてフランスは植民大国でもありました。植民地にはイスラム地域が多く・・・・・アルジェリアを舞台にした文学や映画がいくつもありましたな。
そういう国から旧宗主国であるフランスに大勢の移民がきますし、そういう方々は多産なんですよね。
それがフランスの人口増加を支えていたという面があったんですが。
まあ日本も韓国も少子化ですからねえ。
フランス様には及びもないが、せめてなりやた英国に。
アタチは非人道的な措置を・・・・・