2018/4/25 中央日報
世界500大企業、中国は20年間に3社から109社に…韓国は足踏み
韓国経済の産業多様性は低下し、韓国ではグローバル企業はあまり育たず、売り上げは中国企業に劣勢であることが調査で分かった。
(中略)
500企業に入った企業の数が韓国(15社)と似ているオランダは産業分野が2015年の12分野から昨年は13分野にむしろ増えた。ドイツも17分野から19分野に増え、日本は20分野を維持した。
韓国は電子・自動車・金属など伝統製造業では強いが、金融・通信・食品・流通のようなサービス部門と宇宙航空・防衛・医薬のような先端産業でフォーチュン500に入った企業が一つもなかった。特に流通業の場合、韓国トップの流通企業ロッテショッピングの売上高は、売上高と雇用で世界トップ企業のウォルマートの6%にもならなかった。韓国経済研究院の関係者は「製造業に比べてサービス業は雇用創出効果がはるかに大きいが、この分野で成長した企業がない」とし「国内で雇用が大きく増えない原因」と説明した。
(中略)
中国企業は1997年から2017年までの平均売上高増加率でもフォーチュン500全体の平均を上回った。単に企業数だけが増えているだけではなく、競争力を高めながら「稼ぐ企業」に成長しているということだ。一方、韓国は平均売上高増加率(3.5%)がフォーチュン500全体の平均を下回った。
韓国経済研究院のユ・ファンイク革新成長室長は「先端産業でグローバル存在感が弱ければ未来に産業強国の地位を固めることはできない」とし「政府は分野別の規制を点検し、企業も新しい成長戦略を立て直す必要がある」と述べた。
引用ここまで
緑色の文字列は関連記事へのリンクです
500大企業ねえ・・・・・韓国はこういうランキングが好きですからねえ。前にも書きましたが、室谷克実に「韓国人の経済学」という本があります。
1980年代にソウル特派員をやっていましたが、サムスン会長にインタビューしたことなどを書いていました。
当時のサムスンは連結決算というようなことは無視して、グループ企業の売上高を単純に加算して、世界100大企業とか称していたんですね。何せグループ内の病院の売上高すら加算したという。
そして中央日報は、ウリナラの流通産業は貧弱ニダ、と書いていますが無理もないんです。日本は製造業については支援しましたが、流通業については・・・・・・「韓国の流通産業―1993年の流通資本自由化にどう対応するか」という本がありますが、韓国には問屋すら存在せず、田舎の小売業者は深夜バスでソウルに来て、市場で背負えるだけの商品を買って田舎に帰っていたのです。
金融もねえ・・・・韓国の産業構造は日本を真似たものですが、金融業は真似ることが出来ませんでした。
2010年6月2日の朝鮮日報は
昨年末のアラブ首長国連邦(UAE)の原子力発電所受注の際、韓国の大手銀行が屈辱を受けたとの裏話が話されています。事情はこうです。事業規模があまりにも大きかったため、UAEが数十兆ウォン(数兆円)の原発事業を発注した際に、施行者側に銀行の保証を求めたのです。問題は、UAEが保証銀行の資格について、「資産規模が世界50位までの銀行」との条件を提示したことです。
という記事を書いていました。韓国にはそんな銀行はありませんでしたから、韓国の銀行は国策事業の保証をすることも出来なかったのです。
しょうがないんです。韓国は国内にカネがありませんでしたから、日本の銀行を真似ることなど出来なかったのです。
そして流通業者の競争などもないものですから、2012年6月10日の中央日報が書いていたように”EUから韓国に輸入されるウイスキーの国内消費価格が輸入価格の5.1倍に達することが分かった”・・・ということになるんですね。
そういえば経済発展時の韓国は日本の総合商社を真似ようとしましたが、これもモノにはなりませんでした。
まあ新興国の経済構造にはいろいろな歪みが。
機嫌がいいと尻尾をピーンと立てて。
