2017/10/23 朝鮮日報
北がスウェーデンに380億円未払い、43年前のボルボ代金
北朝鮮が、1974年にスウェーデンから輸入したボルボの乗用車1000台の代金など総額27億3200万クローナ(約380億円)を43年以上もスウェーデンに返済していないことが分かった。米政府系放送「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」など外信各社が23日、報じた。
(中略)
北朝鮮は1970年代、フィンランドからも製紙・機械類などを購入したまま代金を支払わず、フィンランド政府に2600万ユーロ(約34億円)、複数のフィンランド企業に計600万ユーロ(約8億円)の未払い金があることが分かった。スイスもロレックスの時計の代金など、2億510万スイスフラン(約240億円)を回収できていないという。
金真明(キム・ジンミョン)記者
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/10/23/2017102302848.html
引用ここまで
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朝鮮日報は何を他人事のように書いておる。
2012年5月5日の中央日報も”韓国輸出入銀行が北朝鮮の朝鮮貿易銀行総裁に対し、来月7日に対北朝鮮食糧借款の最初の元利金583万ドル(約67億ウォン)の償還期日が到来することを通知した”・・・と書いておっただろうが。
北朝鮮などは世界のあちこちに借金を抱えているんですね。
もちろん日本も例外ではありません。対北朝鮮債権などは数千億円の規模なのです。
しかし北朝鮮には対外債務を支払える外貨なんぞはありませんからねえ。
それで2010年7月28日の中央日報は”北朝鮮がチェコに負債の一部を現金の代わりに高麗人参で償還すると提案したと、チェコ日刊紙「MF DNES」が24日報じた”・・・と報じておりました。
ええ、中世以前の社会である北朝鮮では未だに物々交換が有効であると考えられているのです。
しかし日本も北朝鮮を嗤えないんですね。日本にも外貨が乏しかった昭和30年代には左巻きの経済学者は、ソ連との間でバーター貿易を・・・・・などと主張しておりました。
ええ、日本でも高度成長以前は外貨が不足し、国際収支の天井などという実体がありましたから。
しかし当時の日本がソ連とバーター貿易をやって、必要な資本財を入手出来たかとでも。
物々交換・・・・・・・