古典?読めないニダ | こりあうぉっちんぐ

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2015/11/29 朝鮮日報
完訳まであと47年、「承政院日記」とはどんな日記なのか






(前略)


 初代の太祖から15代目の光海君までの承政院日記は、壬辰(じんしん)倭乱(文禄・慶長の役)や李カツ(カツは舌にしんにょう)の乱(1624年)などで焼失した。それでも、現存する1623年から1910年までの日記だけで計2億4300万字(3243冊)にもなる。朝鮮王朝実録(4800万字)や『八万大蔵経』木版本(5000万字)、歴代中国の歴史を記録した『二十五史』(3996万字)に比べ、5-6倍もの分量だ。こうした史料的価値のため、2001年に承政院日記はユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界記録遺産に登録された

 承政院日記の翻訳は、今年で50周年を迎える韓国古典翻訳院(李明学〈イ・ミョンハク〉院長)の最大の事業でもある。同院は1965年11月、崔鉉培(チェ・ヒョンベ)、イ・ビョンド、李殷相(イ・ウンサン)、金東里(キム・ドンリ)、朴鍾和(パク・チョンファ)など、当時の韓国文化界の長老クラスが漢文の古典を現代韓国語に翻訳するため設立した「民族文化推進会」の後身に当たる。94年に承政院日記の翻訳事業に着手したが、翻訳が済んだのは全2億4300万字のうち4000万字、進捗(しんちょく)率は17%にとどまっている


 まず高宗(第26代)の日記から翻訳作業を終え、仁祖(第16代)の日記から再び翻訳作業に入り、現在は英祖(第21代)の日記を翻訳している。日記全体の翻訳が終わるのは2062年と予想されている

 翻訳の進み具合が遅いのには、理由がある。まず、草書体で書かれているため、原文を確認する作業そのものが難しい。また、朝鮮王朝実録の方は相対的に核心のみを記録し、文章も整えられているのに対し、承政院日記は内容が細かく、文章が長い。例えば英祖7年(1731年)3月13日の記事の場合、朝鮮王朝実録では34字にすぎないが、承政院日記では6769字もある。翻訳者1人が1年で翻訳できる分量は、平均して約9万2000字程度。加えて毎年2回の「翻訳評価」があり、誤訳や不自然な表現で減点されて85点(100点満点)を下回ると、再翻訳しなければならない。再翻訳でも85点に満たなかった場合は、翻訳の委嘱が解除される。

 承政院日記の翻訳予算や人員が徐々に増えてきつつある点は「青信号」だ。翻訳が始まった94年の時点では、2億3600万ウォン(現在のレートで約2480万円)が投じられ、33人が翻訳作業を担当した。今年は12億3100万ウォン(約1億3000万円)、43人に増えた。厳しい「翻訳評価」を突破できる専門要員を養成するのに、少なくとも7年かかる(研修課程3年、専門課程4年)。李明学・院長は「朝鮮王朝実録に着眼した歴史ドラマや映画が韓流を興したように、朝鮮の歴史の宝庫といえる承政院日記も、完訳されて作家や演出家・監督が簡単に読めるようになれば、新たな韓流の源泉になるだろう」と語った。

キム・ソンヒョン記者 

1 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/11/28/2015112800684.html
2 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/11/28/2015112800684_2.html

引用ここまで


 緑色の文字列は関連記事へのリンクです。


 韓国のお寒い古典事情については何度も書いてきました。クネ婆さんのパパの反日政策のおかげなんですけどね。

 要するに半日本人と化していた韓国人に韓国人意識を持たせるには反日精神を注入するしかないと・・・・・・しかし民衆が自由に併合時代の史料なんぞを読むことが出来れば教育効果はありませんから、漢字教育は廃止したんですね。

 ええ、それは優れた愚民化教育ですから、韓国人の民度は現在の水準にとどまっているわけで。

 北朝鮮では金日成がもっと徹底した愚民化教育を行いましたな。何せ金日成以前の歴史は存在しないことになったんですから。
 だから北朝鮮当局は古典の翻訳などと言う事業に無駄金を使う必要はありません。

 ”承政院日記の翻訳”・・・とかについては2010年2月の朝鮮日報の記事をエントリしたことがありました。
 朝鮮王朝実録なんかもそうなんですが、朝鮮の公式な歴史史料は”
すべて漢文で記録されているため、少数の専門家を除き、一般の人には外国の古典と変わらない”・・・という事情があるんですね

 要するに韓国の文化には深刻な断絶があるんですが、誰も古典のことなんか気にしていませんから、たまに朝鮮日報が嘆くくらいで一般の国民は意識もしていないんでしょう。

 日本?中学生だって万葉集だろうが徒然草であろうが読めますし、学校でも教えますから、よほどの馬鹿でない限り少しは暗誦出来るはずです。

 ”
草書体で書かれているため、原文を確認する作業そのものが難しい”・・・日本の場合も同じ問題があるんです。
 江戸時代の公文書は草書体で書かれているため、村方文書でも素人が読みこなすのは難しいんですが、別に専門家でなくても、ある程度の手ほどきを受ければ読むことができます。






 こんなものですな。まあ韓国とはレベルの違う問題ですが。
 それに韓国の場合は翻訳作業なんかに伴う予算に群がる詐欺師が多くてねえ

 まあ韓国らしいですが。

 ”承政院日記も、完訳されて作家や演出家・監督が簡単に読めるようになれば、新たな韓流の源泉になるだろう”・・・韓国には埋もれた古典が多くて羨ましいですねえ(棒)。

 日本じゃ源氏物語だって国家事業どころか、有名作家がこぞって現代語に翻訳していますしねえ。瀬戸内寂聴とかの翻訳も相当に売れたようで。
 ええ、日本じゃ商業ベースでそれが出来るんですよ。




 去勢したせいで、いつまでも子猫のようにじゃれていましたなあ。