日本製山形鋼・溝形鋼の輸入増、韓国政府が懸念
韓国産業通商資源部は24日、ソウル市内のホテルで日本の経済産業省と「第16回韓日鉄鋼分野官民協議会」を開き、通商摩擦などに関する意見交換を行う。
協議会で双方は供給過剰、需要低迷に直面する世界の鉄鋼市場で協力関係をより強化するための意見を交わす予定だ。
通商摩擦が懸念される場合には、政府・業界間の対話ルートを通じ、事前に円満な解決を図ることでも一致を目指す。
同時に韓国側は最近輸入が急増している日本製の山形鋼、溝形鋼に対する韓国鉄鋼業界の懸念を伝える予定だ。
今年第1四半期（1－3月）に韓国に輸入された日本製の溝形鋼は2万1000トンで、山形鋼は3万4000トンで、前年同期に比べそれぞれ50.2％、28.7％増加した。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/09/24/2015092400695.html?ent_rank_news
引用ここまで
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”韓国産業通商資源部は24日、ソウル市内のホテルで日本の経済産業省と「第16回韓日鉄鋼分野官民協議会」を開き、通商摩擦などに関する意見交換を行う”・・・ほほう、ポスコを初めとする韓国メーカーがトヨタや日産に猛烈な売り込みをかけているんで、日本側が泣きついたのかな？
などと茶化すこともないか。
”今年第1四半期（1－3月）に韓国に輸入された日本製の溝形鋼は2万1000トンで、山形鋼は3万4000トンで、前年同期に比べそれぞれ50.2％、28.7％増加した”・・・別に今年になってから始まったことではありません。
昨年10月の聯合ニュースは”韓国鉄鋼協会によると、先月の日本からの鉄鋼材の輸入量は６７万８０００トンで、前年同月比１０．７％増加した・・・８月現在、韓国市場に占める輸入鉄鋼材の割合は４０．１％で、中国製が２３．４％、日本製が１４．０％となっている”・・・と書いていました。
そして関係者は”主要鉄鋼生産国のうち、自国市場に占める輸入材の割合が３５％を超えるのは韓国以外にない。このような状況が続けば国内の鉄鋼業は生存不能状態に陥る恐れがある”・・・と愚痴をこぼしていましたが、理由は分かりますよね？
2008年9月のアジア経済（韓国版）は”国内 造船業者たちが 力強い 購買力に 足元見られて日本 鉄鋼社たちの 無理する 要求に いいなりで ある･･･新日本製鉄が現代重工業との 厚板 価格 交渉で 40% 近い 引上げ幅に 事実上 合議した”・・・と書いていました。
日本の意地悪に足元を見られた・・・・・なんて見出しをつけていましたが、要するにポスコを初めとする韓国の鉄鋼メーカーは、日本メーカーに対抗出来るだけの良質な造船用厚板を提供出来ないというだけの話です。
2009年11月の朝鮮日報も”LG電子の家電事業本部に非常事態が起きた。両面開きドアの冷蔵庫に使われるリニアコンプレッサー（冷蔵庫の冷媒圧縮装置）を動かす電子チップを作るNECが突然、供給量を10分の1に減らすと通知してきたためだ。LG電子の関係者は「NECとの緊急交渉を通じて緊急ランプは消えたが、まだ気をもんでいる」と話した”・・・と書いていましたな。
ウリナラは世界屈指の製鉄強国ニダ！そして世界一の電子強国ニダ！などと気炎をあげたって現実はそんなもので、日本の素材や部品なしには現代もLGも、もちろんサムスンも何も造れないんですね。
そういうことを知らない姜尚中東大教授様（当時）は2010年3月にソウルで講演して”三星の売り上げは、日本の家電企業全体を合わせたより多いです”・・・などとアホを吹きまくっていました。
別にどうということも。東大教授様は売り上げと利益の区別がつかなかったというだけで・・・・それにしても馬鹿だ。
”通商摩擦が懸念される場合には、政府・業界間の対話ルートを通じ、事前に円満な解決を図ることでも一致を目指す”・・・韓国は政府主導でカルテルを勧める気か？
まあねえ昨年の聯合ニュースも”中国は安価の鉄鋼材で韓国市場を攻略しているが、日本製品は韓国メーカーと直接競争する高付加価値鋼材が多い”・・・と書いていましたが、日本の鉄鋼は韓国産以上の高品質ですし、オマケに超円高の是正により価格競争力も取り戻しております。
民主党政権時の超円高の際にも日本は”政府・業界間の対話ルートを通じ、事前に円満な解決を図る”・・・なんて呼びかけを韓国にやったことはないぞ。
今日は雨だからコペンには乗らないから隠れるな。