2014/5/12 KBS WORLD
韓国シティ銀行 業績悪化で支店88か所廃止
アメリカのシティバンクグループ系列の韓国シティ銀行が、業績の悪化などの影響で、ここ3年間で88か所の支店を廃止して従業員を大幅に減らしていることがわかりました。
韓国シティ銀行によりますと、今月中に支店をソウルで32か所、仁川(インチョン)で9か所など、56か所を廃止する予定だということです。
これで韓国シティ銀行の支店は、2011年の222か所より88か所少ない134か所に減少することになりました。
また、これに伴って退職することになった従業員は650人で、従業員は2011年の4600人より2割少ない3600人になるということです。
これについて韓国シティ銀行の関係者は、最近は銀行業務の多くがインターネット上で行われるようになったうえ、銀行産業自体が衰退しているので、店舗と従業員の数を減らす必要があったと説明しています。
一方、一部では、アメリカのシティバンクグループが韓国から撤収する準備を始めたのではないかという不安の声も上がっており、従業員の反発も激しくなっています。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Ec_detail.htm?No=50279
引用ここまで
緑色の文字列は関連記事へのリンクです。
”アメリカのシティバンクグループ系列の韓国シティ銀行が、業績の悪化などの影響で、ここ3年間で88か所の支店を廃止して従業員を大幅に減らしていることがわかりました”・・・朝鮮日報や中央日報の大ネタが続いていたんで見逃していましたが、何度も取り上げてきたテーマです。
韓国の大銀行はウリ銀行を除いてはすべて外国・・・・主としてアメリカ・・・・資本の手に落ちました。ええ、IMF危機の時ですな。
それから苦節10数年・・・・・なかなかハゲタカ達にとっても韓国は旨みのある稼ぎ場ではなくなってきたようで。
12年11月には香港上海銀行も韓国内における小売金融部門の閉鎖について、韓国当局と協議を始めていましたな。
同年同月にはハゲタカ中のハゲタカ、ゴールドマンサックスも”韓国のアセットマネジメント(資産運用)部門を閉鎖すると発表”・・・していました。
何と言うか・・・・・猫またぎ状態ですな。韓国。
そりゃまあ綿密な投資判断の下に外換銀行を買収し、経営を立て直して収穫の段階に入った途端にローンスターは裁判所に引きずり出されましたからねえ。
そして有罪判決やらさまざまの嫌がらせやら・・・・・
まあねえ、甘い言葉に騙されて投資で損した素人が証券会社を訴えたりすることはあるでしょうけど、韓国という国は自らの判断で投資したはずのウリ銀行という大銀行(韓国限定)が、15億ドルの投資で14億ドルを失ったとして、証券を販売したシティグループやメリル・リンチなどを訴えていたのです。
古き良き時代の日本なら損失補てんして貰えたかも知れないのにね。
まあ面の皮の厚さならハゲタカどもは負けていませんけどね。ゴールドマンサックスなどは、撤退を表明した翌年に”韓国経済は投資家にとって日米より魅力的だ”・・・などというレポートを出していましたから。
えええ、その程度のポジショントークは顔も赤らめずにすらすら言えるようにならないとハゲタカ商売は務まりませんから。
日本の経済評論家とかいう輩も面の皮だけは厚いしねえ。
10年7月のミケ・・・・・暑いのに箱に閉じ籠って。