サムスンの広告宣伝費は年間1.4兆円、アイスランドのGDP上回る | こりあうぉっちんぐ

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20132/11/28 YAHOO!ニュース

サムスンの広告宣伝費は年間1.4兆円、アイスランドのGDP上回る 広告効率の悪さが目立つ―中国メディア





 韓国・サムスン電子は今年の広告宣伝費が140億米ドル(約1兆4300億円)に上り、アイスランドの国内総生産(GSP)を超える。中国・騰訊科技は28日、これについて「巨額の広告費を投じたが、確実に効果があったとは言えない」と指摘した。


 サムスンは世界各地のテレビや映画、屋外広告で自社を宣伝し、大型のスポーツイベントや劇場などでも広告が目立つ。今年の投入額はグーグルがモトローラ・モビリティを買収した額よりもずっと大きい。

 サムスンはアップルのように成功したいと広告に巨額を投じているが、劇場などでの宣伝に「品がない」との批判もある。

 また、広告の効率の悪さも目立つ。サムスンの年間の広告宣伝費は世界の売上高上位20位に入るいずれの企業よりも多いが、広告宣伝費が売上高に占める割合は5.4%と、アップルの0.6%、ゼネラルモーターズの3.5%との間に大きな差がある

(編集翻訳 恩田有紀)



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131128-00000035-xinhua-cn


引用ここまで





 韓国・サムスン電子は今年の広告宣伝費が140億米ドル(約1兆4300億円)に上り、アイスランドの国内総生産(GSP)を超える”・・・「サムスンの決定はなぜ世界一速いのか」(吉川良三 2011年4月 角川新書)という本があります。


 著者は1940年生まれで日立製作所から日本鋼管を経て94年にサムスンにスカウトされ、常務として10年ほど開発革新業務に携わっていたそうで。



 しかし開発革新業務と言ったって別に技術に関する分野じゃないんですね。そもそもサムスンの主力製品である携帯電話なんぞは、09年の朝鮮日報によれば”携帯電話1個当たりの総費用の26%を占める、最も高価な部品ベースバンドチップはもちろん、センサーチップ、無線送受信の機能を担うトランシーバーなどの国産品採用率は現在0%・・・世界的な携帯電話生産国である韓国の実情を調べてみると、製品の外装だけ国産という恥ずかしい現実がある”・・・というのが実情なのですから



 要するに中身は日本製なんですね。それで東日本大震災の際には”日立化成工業が世界シェアの90%以上を占める液晶パネル用の異方性導電フィルム(ACF)が問題だ。サムスン電子、LGディスプレーもACFを日立化成からの輸入に100%依存している。日立化成は福島、茨城両県の工場が地震や原発事故の影響で操業がストップしている状況だ”・・・という状況でして、日本の東北地方の災害で世界のサムスンも操業停止に追い込まれていました。


 別に電子メーカーだけじゃなく、GMやフォルクスワーゲンなどの自動車メーカーも日本製部品に依存しておりましたから、生産停止になった工場もありました



 吉川氏も著書の中でサムスンを褒め称えながらも”サムスンは現在でも技術開発と開発設計には力を入れておらず、その部分に関しては、先行するメーカーの新技術をキャッチアップすることで補っています”・・・と書いていました。


 それで昨年の聯合ニュースも”サムスン電子が他社に支払うロイヤルティー(技術使用料)設定額がこの9カ月で昨年の約2倍に増えた”・・・と書いていましたが 、素直に技術料を払わないものですから、アップルを初めとする世界中のメーカーと数千件と言われる特許訴訟を抱えているそうで。



 そういうサムスンがなぜ世界的なメーカーになれたか?

 要するに開発という、もっとも時間とカネを食う部門は他社に頼りきり”サムスンの年間の広告宣伝費は世界の売上高上位20位に入るいずれの企業よりも多いが、広告宣伝費が売上高に占める割合は5.4%と、アップルの0.6%、ゼネラルモーターズの3.5%との間に大きな差がある”・・・というようにカネは宣伝に注ぎ込んでいるんですな。


 宣伝費の中には”ライバルである台湾の電子機器メーカー、HTCのスマートフォンなどについて、アルバイト学生を雇い、ネット上に「誹謗(ひぼう)中傷」を書き込ませていたことが発覚した”・・・なんて費用まで含まれているようですしね



 そういえばドコモがソニーとサムスンの携帯をツートップにするという無謀な戦略を立てていましたが、サムスンの方はやたらと故障が多く”都内のドコモショップでは、こうした故障を訴える顧客が後を絶たず「その処理だけでパンク状態」という”・・・有様だったそうで


 しかしサムスンというのは、サムスンの入社試験に落ちた者が官僚になる・・・・と言われる、会長様は大統領よりエラい両班の中の両班様ですから”製造元のサムスンは見て見ぬフリ。「うちの製品に限って、そんなことはない!」と言わんばかりの対応という”・・・下々からの苦情なんて馬耳東風なんですね。



吉川氏によれば、サムスンでは98年に顧客満足センターを開設し、お客様からの苦情には即座に対応するようにしている・・・・・ということなんですが、現実は”サムスンは韓国では政府にも影響を及ぼすような巨大企業。社員はみなエリートばかりです。そのおごりから『おまえらでなんとかしろ!』という態度なのです”・・・とドコモの社員が語った通りなんでしょうな。



 そもそも開発は他社まかせなんですから、自分で故障を直す技術があるわけじゃなし。

 韓国海軍の誇る強襲揚陸艦「独島」も先日、発電機が故障して黄海で立ち往生していましたが、外国から部品を輸入しないと修理は出来ないのです



 しかし”サムスンは世界各地のテレビや映画、屋外広告で自社を宣伝し、大型のスポーツイベントや劇場などでも広告が目立つ”・・・こういうことをやっていれば広告費の恩恵を受けるマスゴミはサムスンには好意的にならざるを・・・・・勿論それが狙いのわけですが。









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 梁の劣化具合も慎重に点検して・・・・・