今、中国発のアートトイ「LABUBU」(ラブブ) が世界的な人気となっていますが、中国のTikTok「抖音(Douyin)」ではLABUBUのダンスが流行中(?)です。

 

熊猫堂×LABUBU

 

下の動画は、中国の“プラスサイズ”ボーイズグループ、熊猫堂ProducePandasが躍るLABUBUのダンスです(正確にはZIMOMOのダンス)

 

TikTokYouTube @ProducePandas

(Lalala...Nanana...Ruatata...Bululu...Labubuゲラゲラ

 

ZIMOMOダンス

 

ダンスの元ネタはこれです。

 

TikTok @popmartglobal
YouTube @CokeDuckmusic

 

これは北京にあるPOPMARTのテーマパーク「POPLAND(泡泡玛特城市乐园)」で行われているショーのようです。踊っているのはLABUBUの仲間のZIMOMOです。

 

最近、日本のTikTokerの間で中国発のダンス「科目三」(通称:ナルトダンス)が再燃しているそうですが、次はこれじゃないですか?ニヤリ

 

「LABUBU ZIMOMO」

 

ダンスで使われている曲はこちら。

 

LABUBU ZIMOMO(ZIMOMO大首领之舞)
2024年7月12日配信(网易云音乐)
作曲:張朝歌
編曲:KungWoo
クレジット:网易云音乐(デスクトップ表示で)

 

 

Amazon Music
Apple Music
Spotify
YouTube Music

 

Apple MusicやSpotifyにはLABUBUの名前を使った曲がたくさんあり、どれが公式なのか判別できません。「Coke Duck」というアーティスト名の曲が公式っぽいんですが、それもいまいちはっきりしません。

 

中国で配信されているLABUBU関連曲は以下のとおり。

 

LABUBU之歌(LABUBU)
THE MONSTERS精灵啦啦操(LABUBU THE MONSTERS)
ZIMOMO大首领之舞(LABUBU ZIMOMO)
2024年7月12日配信EP『LABUBU之歌』収録

 

Jing-bu Bells(Labubu Christmas)
2024年11月24日配信

 

THE MONSTERS精灵啦啦操 LABUBU remix
ZIMOMO大首领之舞 LABUBU remix
2024年12月29日配信EP『Cheer LA BU!』収録

 

Pinky Sweety(MOKOKO Debut)
Bubbling up
2025年3月29日配信EP『春日甜心派对』収録

 

LABUBUの世界的ヒット

 

LABUBU(ラブブ)について調べてみました。

 

【参考画像】

 

LABUBUはもともとは『The Monsters』という絵本のキャラクターですが、現在、世界的な人気となっているのは、中国のアートトイ会社「POP MART」が販売している人形です。
以前からアートトイのファンの間では人気があったようですが、2024年に一般レベルで人気が爆発しました。(韓国のガールズグループ、BLACKPINKのLisaが火付け役だったらしい)
現在は正規品は入手困難、偽物や高額転売も横行しているそうで、人気の過熱ぶりを世界のメディアが報じています。

 

"CNNは先週、中国の税関が少なくとも462体の密輸されたラブブを押収したと報じていた。このぬいぐるみは、母国の中国でも品薄状態が続いており、転売目的で違法に持ち込まれるケースが増えているという。"

中国発「ラブブ」がTikTokで広がり世界で争奪戦、ブサかわ人気で100万円で転売の例も [2025.06.05 Forbes JAPAN]

 

【参考】
世界のポップカルチャーをリードするポップトイ ブランドのPOP MART、ブランドを代表するIPのLABUBU(ラブブ)がYahoo!検索大賞2024 ネクストブレイク商品部門に選出 [2024.12.11 PR TIMES]
奇妙でキュートな「ラブブ」人形が世界で熱狂を生む理由 [2025.5.16. GQ JAPAN]
世界を席巻する「ブサカワ」のぬいぐるみ、中国発のラブブ [2025.05.24 CNN]
POP MART、LABUBU人気で時価総額6兆円超 創業者は38歳で中国10位の富豪に [2025.6.12 36Kr Japan]

 

8月にはユニクロとのコラボTシャツが発売予定です。

UTコレクション|POP MART

 

原作者Kasing Lung

 

Kasing Lung(カシン・ロン/カシン・ローン/カシン・ルン)

 

LABUBUが登場する絵本『The Monsters』の生みの親は、Kasing Lungというイラストレーター/トイデザイナーです。香港で生まれ、幼いころに家族でオランダに移住、現在はベルギーを拠点に活動しているそうです。

 

【参考】
Kasing Lung個展「THIS IS WHAT IT FEELS LIKE」 [2020年 Zingaro]
注目の現代アーティスト、カシン・ローン「アートはモテるものになりました」 [2022.07.13 LEON]

 

POP MART社のLABUBUにはあまり魅かれないんですが、Kasing Lungさんのイラストはすごく可愛いですね。「ブサカワ」と言われるのはキャラクターデザインではなく立体化の問題なのでは?爆  笑

 

Instagram @kasinglung

 

棚に並ぶ本のチョイスが興味深い。

Instagram @kasinglung

 

(6/25日にはInstagramのストーリーに『Gundam GQuuuuuuX』のキャラ「マチュ」の絵を載せていた。BGMは宇多田ヒカル「One Last Kiss」)

 

熊猫堂ProducePandas

 

冒頭の動画で踊っていた熊猫堂ProducePandasは、日本デビューもしている中国のボーイズグループです。7月下旬にはデビュー5周年を記念して日本で様々なイベントを開催する予定です。

 

ブラックビスケッツ「Timing」日本語カバー(2024年)

Amazon Music
Apple Music / iTunes
Spotify
YouTube Music ほか

 

CDジャーナル

 

音楽雑誌『CD Journal』では、今号も熊猫堂のインタビューが掲載されます。

 

CD Journal 2025年夏号
2025年6月17日発売

CDJournal

【CDJ PUSH】熊猫堂ProducePandas/熊猫堂_崔雲峰 Otter
 今回の熊猫堂は、昨年来日時の写ルンです画像を大公開&バンコク公演、5周年などについて聞いたメール・インタビュー、そしてソロで来日を果たした熊猫堂_崔雲峰 Otterのソロインタビューというデラックス仕様でお送りします。全員プレゼントも熊猫堂、Otterソロの2種類あります。
Amazon

 

CDジャーナルの公式ショップでは、熊猫堂や峰峰のポスター付きで販売中。

 

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