中国のボーイズグループ熊猫堂ProducePandasの崔雲峰 (Otter) は、5月23日に日本でソロアルバムを発売し、23日〜25日に東京でライブやCD発売イベントを行いました。
熊猫堂_崔雲峰Otter、1stソロ・ライヴの一般発売スタート インストア・イベントも決定[2025/05/09 CDJournal]
そして24日には、アルバム収録曲「ゼロトケイ」のライブバージョンが配信されました。これは日本盤CDにボーナストラックとして追加されたものです。
ゼロトケイ (Live Version)
ゼロトケイ(零時鐘)(Live)
2025年5月23日発売アルバム『求生 -Survival』収録
2025年5月24日デジタル版配信
歌手:熊貓堂-崔雲峰 Produce Pandas Otter
作詞:日山尚
作曲:安瀬聖
編曲:李豆豆
プロデュース:長谷川真樹
歌詞&スタッフ:网易云音乐
このライブバージョンは、3月15日に北京で行われた1stソロコンサートで披露されたものです。同時に映像も撮影され、PVとして公開されました。
監督:KOMIC CHEN(陳劭康)
MV監督作品:
崔雲峰「藍」「戒不掉」
熊猫堂「指鹿為馬」「遇見」
七哈「還嘴」
織田かおり「ゼロトケイ」
原曲は織田かおりさんの「ゼロトケイ」です。これはアニメ『ノルン+ノネット』のエンディングテーマでした。
ゼロトケイ
2016年2月10日発売
作詞:日山尚
作曲/編曲:安瀬聖
配信/DL先一覧:
ゼロトケイ(初回限定盤)- TEAM Entertainment
崔雲峰『求生 -Survival-』
崔雲峰の1stソロアルバム『求生 -Survival-』には「ゼロトケイ」のスタジオ版も収録されています。
▶日本版CD
2025年5月23日発売
熊猫堂_崔雲峰Otter
限定盤A/限定盤B
※各店舗ショップ特典あり
▶ランキング
オリコンのデイリーアルバムランキングでは初登場5位を記録[オリコン 2025年05月22日付]
Billboard JAPANの「Top Albums Sales」では初週40位を記録しました。[Billboard JAPAN 2025年5月28日付]
▶配信版
2025年3月9日配信
熊貓堂-崔雲峰 (Produce Pandas Otter)
余談
「ゼロトケイ」の展開を見ていて思い出した話があります。
以前、熊猫堂スタッフの拍拍さんが、カバー曲と楽曲使用料について長文の文章を投稿したことがありました。
从行业从业者的角度,浅谈一下翻唱翻跳这件事。[2022-03-21 微博 要ログイン]
その冒頭で、こんなエピソードを語っています。
- 最近、とある芸能人またはグループでカバー動画を作ろうとした。
- 曲は、あるバラエティ番組のステージで披露され、ファンからの反応も多い中国語のポップソング。
- 許可を取ろうとしたら、カバー動画だけ(楽曲配信なし)でも使用料が6ケタ人民元を越えることが分かった。
- しかも、その曲は配信サイトでトップクラスの人気曲というわけでもない。
拍拍さんの投稿に具体的な人名や曲名は出てこないし、実際に“6ケタ人民元”を支払ってカバー動画を制作したのかも分かりません。ただ、中国で正式にカバー曲を出すのが大変そうなことがうかがえます。一方で、日本ではブラックビスケッツの大ヒット曲「Timing」をカバーし、MVも作り、「ゼロトケイ」ではライブ版の音源と動画まで出してきました。日本と中国では曲をカバーするハードルが全く違うのでしょうか?
(※以下、ただの妄想。
文章の投稿時期としては、崔雲峰の「藍」のカバー動画が公開された少し後。
しかし「藍」は番組で披露していないし、熊猫堂があの動画のためだけに“6ケタ人民元”も出すかな、という疑問もある(「藍」も高額だったそうだが [YouTube])
だとすると、上記の話は「藍」ではなく、実現しなかった第一候補のことではないか? たとえば「愛,存在」なら上記の条件を満たすように思う)
おしまい
熊猫堂ProducePandas
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