あなたの幸せな時間は?
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12月28日、熊猫堂の中心的スタッフの一人である拍拍さんが文章を投稿しました。私は拍拍さんの書く文章が大好きなので、年末に大きなプレゼントをもらったような気分です。
以下、勝手に要約します。翻訳ではありません。
- 先日のコンサート(熊猫堂の日本ツアー)で、とあるファンの発言が心に残っている。
- 彼は舞台上のアイドル(熊猫堂のメンバー)が『カードキャプターさくら』や『セーラームーン』『花の子ルンルン』などの作品を全力で披露するのを見て、思い出したことがあるという。それは、自分の成長過程で好きなものがたくさんあったのに、他人の目を気にして、人に見せるのを恥ずかしいと感じていたことだ。
- それとは対照的に自信に満ちた熊猫堂のステージは、観客に勇気と自信をもたらし、自分が好きなものを恥じることはないという励ましになった。
- まるで『クレヨンしんちゃん』の風間トオルのようだ。普段は人畜無害で、他人に迷惑をかけず、利口で聞き分けがいい。でも心の中では可愛い「もえP」が大好きなことをずっと秘密にしている。他人に笑われたりバカにされたりするのを恐れ、大好きなものを他人と共有したり表現したりできずにいる。しんちゃんが「アクション仮面」を好きだったり、ネネちゃんがおままごとを好きだったり、ひまわりがイケメンを好きだったりするようには、自由に表に出せない。
- 英雄主義(ヒロイズム)の中で世界を救うのは、いつも一人のたくましい人物だ。このステレオタイプに満ちた世界や生きる環境を変えることは、私たち普通の個人の本質的な使命ではないかもしれない。
- 舞台上のパフォーマーも世界を救うヒーローではない。しかし彼らにもできることがある。それはアイドルとして真摯な行動でみんなに伝えることだ。「もし何かを愛しているなら、思いきり愛してください」と。
- 世界や他人の目を変えることは本質的な目的ではない。自分の中の情熱的な愛を認め、持ち続け、行動に移すことが重要なのだ。愛するものを追い求める道の途中で、思想や価値観を理解し支え合う仲間を見つけることもできる。そして共にこの多彩な世界を楽しみ、生命の時間のなかでその計り知れない意味を探求することができる。これこそがすべての原点となる想いだ。
拍拍さん、意外に『クレヨンしんちゃん』に詳しいですね。冒頭のエピソードからなぜ風間くんを連想したのか、その思考回路も興味深いです。
最後の段落の一説は「世界所有的爛漫」のMVで引用されたゲーテの文に似ている気がします。これは意図的なものでしょうか?
(我们还能找到思想上和价值观上相知相守的伙伴们 vs 与思想和信念上的同类相遇)
ゲーテの文は配信予定の新曲「遇見」の予告でも引用されていました。あの文は「漸近自由」や「山海」とも関連性が見られるし、熊猫堂にとって重要なイメージになっているように思われます。
今年は熊猫堂が訓練生として表舞台に現れて5周年を迎えました(11月22日)。来年は結成&デビュー5周年です。
おそらく来年も変わらず「まだ見ぬ山も海も越え」るような「遠く険しい道」になるでしょう。でも、それが拍拍さんの言う「愛するものを追い求める道」なら、突き進んでほしいと思います。そして、彼らの人を感化する力で旅の仲間が増え、行ける場所やできることが広がっていくのを願っています。
このブログも、今までどおり苦笑したりため息をついたりしながら()彼らについていきたいと思います。
🐼
明年也要好好長大(明年也要好好长大)
Next Year Go Go Go
おしまい