好妹妹の新たな旅立ち。新曲「再会」と新会社設立

好妹妹の秦昊が出演していた番組『披荊斬棘4』の最終回が10月25日に配信され、今シーズンの幕が下りました。

そして26日0時、好妹妹が新曲を（中国で）配信しました。タイトルは「再会」です。
『披荊斬棘4』で一緒だった王錚亮がアコーディオンで参加しています。
そして、この曲はさらに大きな意味を持っているようです。

好妹妹は国外にはあまり力を入れておらず、日本での配信はなさそうなので書いてしまいます。

再会

再会
2024年10月26日配信

作詞/作曲：秦昊（好妹妹）
編曲/プロデュース/ボーカルプロデュース/ピアノ/ギター：胡洋
アコーディオン：王錚亮

歌詞＆スタッフ：网易云音乐（日本からは再生不可）

ここならブラウザから再生できると思います。
「汽水音乐」はTikTokを運営するバイトダンス社の音楽配信サービスです。
再会｜汽水音乐

この曲は、10月12日に行われた「让我拥抱你」ツアーの天津公演で初披露されました。

ライブ動画（曲の一部）

ファン投稿動画（フル）

（この公演には熊猫堂の七哈も行っていたそうなので、思わずスクリーンに映る客席を探してしまった）

この曲は私の大好きな好妹妹の方向性で、懐かしさに泣きそうになりました。（現時点では）日本から聞けるところがないのが残念です。

これはファンの投稿で知ったのですが、この曲は今までの「有此山文化」からではなく、「北京春日南风文化传媒有限公司」という会社から配信されています。これは好妹妹の2人が作った新しい会社で、企業情報を見ると、張小厚が「法定代表人」で、秦昊と2人が「股东」（株主，出資者）となっています。

つまり、2人は「有此山文化」を離れ、ずっと一緒にやってきた奚韜とも離れ、独立したということなんでしょうか？

曲の解説として、2人がそれぞれ文章を投稿しています。
微博张小厚Terry
微博秦昊Jeff
网易云音乐

これを読むと、「好妹妹はこれまで別れの歌を作りすぎたから、もう『告別』や『再見』といった曲は作らないと誓っていた」けれど、「この一年で人生の大きな変化と重要な別れを経験し」、もう一度別れの曲を書く必要を感じたのだそうです。

这一声“再会”，不是说给彼此听的，而是说给那些流逝的青春，说给那些放不下但终究得放下的人，说给永远不会再重来的2012和2024。
微博秦昊Jeff

（この「再会」の言葉はお互いに言うものではなく、過ぎ去った青春や、手放せなくても最終的には手放さなければならない人、そして二度と戻らない2012年と2024年に向けて言うものだ）

※中国語の「再会」は日本語と同じ意味もあるが、別れの言葉でもあるそう。

2人の文章からは、意気揚々とした旅立ちというよりも、止むに止まれぬ別れ、という印象を受けます。これから色々と大変なこともあるだろうし、曲の国外配信もこれまで以上に難しくなるかもしれません。でも「再会」から感じる温かさや柔らかな明るさが、好妹妹の未来であることを願っています。

そういえば、「再会」のジャケットでは初期の名前である「好妹妹乐队」表記が久しぶりに復活しています。最近は自己紹介の時にもまた「好妹妹乐队」と名乗るようになっていて、それが気になっていました。これも初心にかえるということでしょうか？

歌詞を解読してみました。翻訳ではありません。

長い旅路、出会いはいつも慌ただしい
プラットフォームには別れを告げる月の光が広がっている
満月を映す杯の酒。帰り道の途中
君も昔のことを懐かしく思うのだろうか？

広い人の海で、出会いと別れはありふれている
一度振り向けば、歳月がひとつ変わる
杯を交わした後も道はまだ長いけれど
僕は君の昔の姿を絶対に忘れない

友よ、僕は許さない。君がこっそり涙を流すのを
あの時困り果てたことも振り返ればきっと笑い話になる
忘れずに僕に教えてほしい。明日の喜びと悲しみを
手を振って、振り返らず、笑顔で別れを告げよう

おしまい

楽曲配信

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